5月1日(日)15時開演(19時半終演)

発表会でした。


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今回のグランドバレエは「カルメン」。

ローラン・プティが現代調に振付け、パリオペラ座が演じたカルメンをそっくり真似た作品です。


主人公のカルメンはベリーショートヘア、ホセとの濡れ場シーンもあるという異色な作品。

発表会でこの作品ってふさわしくないかもしれないけれど、

逆に言えば発表会(タダ)でこんな作品が見れるなんてすごい!(内輪贔屓)




今回の発表会は不参加だったため、ひたすら裏方でした。

裏方でも楽しいんだよね、舞台の雰囲気って。


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ほんの数時間で終わってしまうものへと時間をかけお金をかけ、

ひとりずつで考えればほんの数分、

きっと贅沢なことなんだろうな。



今回はその贅沢は別なことへまわし、別のことへ時間をかけた。

裏方も楽しいから、次回も裏方にしようか?

その時はもっとメイクアップのテクニックを磨こう。


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子供達はかわいい衣装に嬉しそう。




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モダンバレエ「Silence」



2011/5/1

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以前そよちゃんを亡くした里親さんに、メルちゃんを紹介しようと思った時があった。


その時そよちゃんを一生懸命馴らしてくれたあのお兄さんが、

「和柄のメス猫がいい」からと断られたことが実は嬉しかった。


それはお兄さんがそよちゃんのことを引きずっている証拠だった。

メルちゃんは長毛のオスだったから。




ボラ仲間のところの生後半年の三毛のメスが里親募集になっているのを知り、

そよちゃんの里親さんに紹介してみた。


その三毛猫は小学校6年生の女の子が、家に居ついたのをひとりでお世話していた。

家族が全員猫が嫌いだからと言って、自分のおこずかいで餌も買っていたようだったが、
その子のおばあさんが見るに見かねて、ボランティアさんのところに持ち込んだ猫だった。

6年生の女の子ができるのはせいぜいご飯をあげられることだけで、
身体が疥癬だらけだったのに治療もままならず、
ボランティアさんが治療と避妊手術をしてくれたのだった。

110422_120135.jpg 三毛ちゃん


そよちゃんのいた家では妹さんがいつも猫を選んでいるのだが(そよちゃんの時もそうだった)、
今回も妹さんがお見合いに来てくれて、三毛ちゃんを気に入ってその日に連れ帰ってくれた。


そよちゃんと違って人慣れしていたため(苦笑)、子供達も一緒に遊べて喜んでいると。



よかった、三毛ちゃんにいい人を紹介できて――――



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今朝その話をすすめている最中にお客様が来た。

ふたり組の女の子で、「こちらで猫を預かってくれないですか?」と聞いてきた。




しかたなく猫の紹介の話は中断し、ふたりの話を聞くと、

女の子達が住んでいるアパートの隣の駐車場に子猫が捨てられていたという。
彼女たちは同じ会社に勤めていて、そのアパートでルームシェアして住んでいるらしい。
子猫は生後3週間ほどの黒猫が3匹。
アパートはペット不可な上、ひとりの女の子は猫アレルギーで保護できないということだった。



私はいつもと同じ台詞を言った。

「いいえ、ここは普通の家です、猫は保護しません、

でも里親さんを探すお手伝いはできます、

子猫がもう少し大きくなるまで預かれますか?」




そして彼女達が困っていることをひとつずつ片付けていった。

ペット不可はわかった、
でも飼うわけではないからしばらく保護するのは問題ない、
大家さんや隣りの人に何か言われたらそう答えればよい、
どうにも切羽詰まったらその時考えましょう、

子猫は歯は生えていますか、
生えているなら離乳食を食べれるでしょう、
お昼は離乳食を置き餌して、朝晩夜にきちんと授乳してあげればどうですか、
ふたりいれば協力し合ってなんとかならないですか、

ひとりが猫アレルギーならもうひとりの部屋に猫を置いたらどうですか、
7月に譲渡会があります、譲渡会に出してあげますから、
それまでがんばって育ててください、



そう言うと女の子達は「わかりました」と帰っていった。
その子達と電話番号とアドレスを交換していった。





ところがその1時間半後、彼女達からこんなメールが来た。


「すみません、ちょっと事情が変わりまして譲渡会に出せなくなりました。

こちらの勝手な事情につき合わせた挙句、振り回すことになってしまい大変申し訳ありません」




?????


どうしたんだろう?



「いえ、私はその子が無事に育って里親さんが見つかればなんの問題もないですよ。
 ただ里親探しではくれぐれもへんな人に渡さないよう気をつけて下さいね。
 よかったらその後のことを教えてくださいね。」


そう返信すると次に来たメールで私は頭を殴られたようなショックを受ける。



猫アレルギーの子が喘息を併発し、猫を預かることが難しくなったこと、

そして親猫が子猫の鳴き声を探してうろついて、

子猫を連れて行ってしまったと。


どういうこと???



子猫は箱に入れて捨てられていたんじゃないのか?

子猫はその女の子達の部屋に保護されていたんじゃないのか?

親猫が連れて行ったというのは、

彼女達が親猫の元へ返したということなのか?




私は意味がわからず、すぐに電話をかけたが、

電話は留守電になりもう電話を受けてはくれなかった。




○どうして子猫を放してしまったのか?


彼女達はうちへくればもう猫を預かってくれるものだと思っていたのだろう。

それを断られて自分達で世話をする自信をなくしてしまったのだ。



○どうして子猫を放す前に相談してくれなかったのか?


いや、家へ来た時点でギリギリ困っていたのだろう、

私にそれが見抜けなかったからだろう、

私のアドバイスが突き放す感じに受けたのだろうか ―――――



彼女達が言うことが本当なら、子猫は親猫の元にいる。

ならば親のおっぱいを吸えるだろう、、

でもそのあとはどうなるだろう ―――――





その日、そよちゃんの元里親さんから来たお礼のメールだけが唯一の気持ちの救いになった。


110505_1031~02 送られて来た写メ



2011/5/5




先日の子猫の件でかなりどんよりした気持だった。

あの女の子達とは連絡がつかなくなってしまったので、仕方なく私は、

「親が連れて行ってももともと捨てられていたのならまた捨てられるかもしれません。
 その時はうちへ連れてきてください。」

とメールだけはしておいた。



―――うちへ連れて来て下さい

そう言うのは不本意だったけど仕方なかった。
そう言わねばもう保護してくれないかもしれないと思ったのだ。



ところがすぐに事態は動いた。


連絡が途絶えた女の子達から、再び電話がかかってきた。



子猫は3匹いたが親が連れていったのは2匹、
あと1匹だけ残されてどうしても親は連れに来ない、

どうしたらいいですか、と。


「わかりました、その子を保護して連れて来て下さい」





かくして生後3週間の子猫を預かる。


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ふたり組の女の子~名前を山ちゃんと杉ちゃんとしよう~は、
最初にうちに来た時はおどおどしてたが、
今回はしっかりとした言葉で何度も謝罪をし、
「よろしくお願いします」と深々と頭を下げた。



そう、彼女達は私が思っていたほど適当な子達ではなかったのだ。

ちゃんと獣医さんにも診せてくれたらしく、
粉ミルクと缶詰め(a/d缶=妊娠中や病気の時に栄養をつけるフード)と
目薬も一緒に持って来てくれた。

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あとから思えば、子猫3匹の命は慣れない若い彼女達には重すぎたのだろう。

最初はなんとかしようと思ったけれど、
わからないことだらけ、不安だらけで、
ペット不可や周りの人達が彼女達を更に窮地に追い込んだのだ。

そしてその中に私もいた。



見て見ぬふりをしなかっただけでも偉かったじゃないか

現にこの子は助けられたじゃないか




私でさえいざ預かると、一匹だけでも最初はかなりおたおたする。

過去にへその緒がついた子を育てたことがあったから様子はわかるけど、
食事の与え方、排泄の仕方、他にも細かいことがたくさんあったというのに、
私は何ひとつ彼女達に教えてあげていなかった。




3匹いた子を1匹にしてしまった原因は私だったんだ・・・



「私がお世話はしますけど、里親探しはあなた達も含めて3人の仕事です。
 ちゃんとそこは責任持ってくださいね。」


そう言うとふたりは真剣な目で「はい!」と返事をした。




まぁしょーがない、またしばらく乳母をやりますか。

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2011/5/7





ふたり組の女の子が連れて来た黒い子猫。


その日の体重250g・・・ちっちゃ!

ミルクにa/d缶を混ぜて、注射器で飲ませると吸いついてくる。





かわいいなぁ・・・

子猫はオスだった。
名前は最初「クロちゃん」にしようかと思ったが、
もし兄弟が見つかったら、クロ1、クロ2、クロ3になってしまう・・・・

黒猫がクロちゃんでは芸がない。


クロちゃんを見てcookpadのメンバーさん~chima@さんの猫「クマちゃん」を思い出した。
クマちゃんもまた黒猫で、うんとちっちゃいのをミルクで育てられた猫だった。


(クマちゃんにしようかなぁ~・・・

でもchimaさんと一緒になっちゃうなぁ



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その週の日曜日、実家に帰るのに子猫を連れて行った。

その途中カスミ荘に寄ってママに子猫を見せると、


ママ「あああ~~~~かわいい!この子名前は?」

と聞かれたので、「まだ決めてない」と話すと、


「くまちゃんは?」

と言うではないか!


まさか同じ名前が出ようとは!・・・・いやいや、これはもうくまちゃんにするべきだろう。






ところが実家の母が「よしなよ~~~」と猛反対。

自分ち猫でもないくせに・・・・

しかし母が子猫の世話を引き受けてくれると言うので、( ヤッタ!)

子猫は実家に預けることにした。

私は平日はキャリーバッグに入れて、ふたをして仕事に出かけていた。

そのうち歩き回るようになるだろうし、1日家にいる母に預けた方が安心だった。


その世話をしてもらう母が「くまちゃんはイヤ」というのなら仕方がない。
違う名前を考えよう。


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その日から近所に住むふたりの姪が、毎日のように子猫を見に実家に立ち寄るようになった。
ついでにわが妹も。


そんなにかわいがって大丈夫か姪たちよ・・・・




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しかし子猫の名前がなかなか決まらない。

母も不便なので早く決めてくれと催促してくる。

そんなとき母からメールが来た。
 

 「子猫の名前 何かいいの なかったかなあ  ようこが  りよ  はどう?って」 


ようこというのは姪っ子だ。


「りよ」?

なんだか女の子みたいだなぁ。
ミスユニバースの森理世ちゃんのりよかな?

だったら「リオ」でどうだろう・ ・ ・ うん、そうだ、それがいい。


かくして黒猫は「リオ」くんに決定!



さっそく姪のようこに 「りよだと女の子みたいだからリオにしたよ~」 と言うと、



「・・・違うよ。 

 ようこは 『りょう』 にしたらって言ったんだよ。石川遼のりょうだよ。」


「・・・・・」





母のメールの腕前はイマイチである。


2011/5/11

メルちゃんにお試しの話しが出た。

先日三毛ちゃんの里親さんを紹介してあげたボラ仲間から、その代わりにと紹介してもらった人だった。


そちらのご家族は「長毛希望」だったのだ。
車で1時間ほど走らせた隣りの市にお住まいのOさん。

実はOさんは以前私のところにも電話をしてきたことがあった人だった。
その時も「長毛の子はいませんか?」と言っていたのだった・・・


相変わらずオシッコの心配はあったが、とりあえず見るだけ見てもらおうということになった。
Oさんに会うのは初めてだった。


メルちゃんを連れ、車を走らせる。



こういう時いつもナビが欲しくなる・・・・

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Oさんのお宅ではフレンチブルドッグのモモちゃんという子がいた。
メルちゃんは人見知り、猫見知りをしない子だったので、「犬もイケるだろう」とタカをくくっていたら、

さすがにメルちゃん、犬は初めてだったようで、

全身逆毛立ててリビングからキッチンまですっ飛んで逃げた。

ついでにキッチンに置いてあった味噌汁の鍋をひっくり返す。


メルちゃんの「シャー」を初めて見た・・・・


ご・・ごめんよ、メルちゃん・・・



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モモちゃんの気配を探すメルちゃん


その日メルちゃんを見せるだけで、お試しは後日、と思っていたが、
Oさんの旦那さんも帰ってきて、「早速ためしに置いていってみたら」と言ってくれたので、
Oさんに預けることにした。

フレンチブルのモモちゃんはメルちゃんに興味津々、、、

やや心配だったが雑談をしているうちに、メルちゃんも落ち着いてきたのでこれならいいだろうと。



メルちゃんのオシッコの説明もし、「寝室に入れないで下さいね」とお願いしたのだが・・・



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結局Oさん宅からは1週間で帰ってくることに。

というか、私が「返してください」とお願いしたのだった。



Oさんの奥さんは「猫と一緒に寝たい」人で、
やっぱりメルちゃんを寝室に入れてしまい、おふとんにオシッコをされたそうなのだ。 ガックシ・・・


それでも旦那様はメルちゃんをたいそう気に入ってくれて、「それくらいいいじゃないか」とまで言ってくれたのだが、

洗濯する身(奥さん)にしてみれば、いくらかわいくてもそうはいかない。
そこで私が「返してください」と逆に頼んで返してもらったのだ。



1週間後お迎えに行くと、奥さんは、

「けむさん、こんな遠くまで何度も足を運ばせてわるかったですねぇ~」

とひどく恐縮して、冷蔵庫にあった野菜をたっぷり持たせてくれた。



こっちこそ、メルがオシッコで迷惑かけたというのに・・・・



平日の夜、あわてて出てきたのでキャリーバッグを忘れたと言ったら、
奥さんは家にあったリードを持ってきて、


「幸せの黄色いリードよ」



と言って、真新しい黄色のリードをメルちゃんにつけてくれたのだった。


メルちゃんはフレンチブルドッグのモモちゃんとすっかり仲良しになっていた。




メルちゃん、モモちゃんとたくさん遊んでもらってよかったね。

お父さんにもかわいがってもらってよかったね。





Oさんの旦那さんはメルちゃんを名残惜しそうにしていた。


でもメルちゃんのお家はきっと他にある。


110517 002 Oさん宅にて


2011/5/10

黒猫リオの世話は、実家に頼んである。
どうやら姪達が1日もかかさず実家へ通っているらしい。


ショボショボしていた目もパッチリしてきた。

ミルクもすごい勢いで飲んでいるようだ。



メルちゃんが家に帰ってくることになっていたので、
とてもメルちゃんとリオの両方は大変だぞ、と実家に預けたのが正解だった、
おかげで安心していられる。



ミルクが無くなりそうだというので、ミルク運びがてら実家へ見に行くと、
リオは実家のアイドルになっていた。

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注射器を両手で抱えてミルクを飲むリオ



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姪が持ってきたスヌーピーサンタで遊ぶリオ




リオを保護してくれた山ちゃんと杉ちゃん
このうち山ちゃんが「猫アレルギー」だということで、ふたりは子猫を保護できず私に預けたのだったが、

私は頭の片隅で「アレルギーは言い訳だろうな」と思っていた。



けれど山ちゃんのアレルギーは本当にひどかったのだ。

そしてその山ちゃんの方が子猫のことをたいそう気にかけていた。



彼女達に子猫は今私の実家にいるからもし見たかったら実家へ訪ねて行きなさい、
と連絡すると、

彼女達は早速実家に遊びに来たのだった。



あとで母から話しを聞くと、ふたりは手土産を持って家に訪れ、
たいそう長い間、子猫をかまっていたらしい。


アレルギーがなければ、そしてペット不可でなければ、
本当はどんなにか子猫を飼いたかったことかもしれない。


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「黒猫には赤いリボン」

ということで、母がつけてくれた。


父と母と妹と姪達、そして山ちゃんと杉ちゃん
こんなに大勢から愛情いっぱい受けて、リオはいい子に育つだろうな。

わがままになるか、甘えん坊になるか、、、



どちらにしてもうんといい里親さんを探さなければ。




2011/5/15







(お試しシリーズ、いくつまで続くかなぁ・・・・ )



全国版のインターネットサイト「いつでも里親募集中」にメルちゃんを掲載してあった。


長毛で泣き顔、姿も鳴き声もかわいいメルちゃん。

私としてはいくら「オシッコの心配あり」と書いてあったとしても、多少は問合せのメールが来るだろうと期待していたが、
全くといっていいほど希望者はあらわれなかった。

やはり猫を飼うにあたって「オシッコの心配」は大きいのだ。。。




ところがたった1軒だけ「一度見せてもらえますか」とメールが来た。


とても丁寧な文章で、過去に犬は飼ったことがあるが猫は初めてだと言ってきた。




「猫は初めて」・・・・そりゃー猫のオシッコの強烈さを知らないからかもしれない・・・

いや、ダメでもともと。


連絡するとなんと同じ区内のご近所さんだった。



まずはお見合いしてもらおうと、相手のお宅へ行く。



し・・・しかしお家に入ってびっくり。

いや正確にはお家に入る前からびっくり。


なぜって・・・

すご~~~~くいいお宅・・・つまりはお金持ち?なのだ。

門構えの前に立った時点でビビる私。



め・・・・メルぅ・・・・・

こんないいお家でオシッコもらしたら、

大変なことになるぞ~~~
 




50代かなぁ、もう子供がすべて独立して現在専業主婦の奥様のTさん。
リビングダイニングに通してもらうとその広いこと。

腰掛けて奥さんと雑談してる間も、メルは無邪気にあっちこっちに走り回ったり、パソコンに乗ったり、
電気屋でしか見たことのないバカでかいテレビのうしろに隠れたり、
舶来っぽい刺繍のチェアに寝そべったり・・・・

(メル!オシッコしないでよっ 




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(リビングから広いお庭が見える)



Tさんとは半分うわの空で会話。


なにしろ猫を飼うのは初めてと言うので質問も多い。

とりあえず旦那様にきちんと了解を取るからということで、その日は帰ることになった。

Tさんの奥さんはネットで見たメルちゃんがたいそう気に入ってくださり、
更に実物は、

もっとかわいかったと言ってくれた。



寝室には入れずに、最初はこのリビングで飼おうと思っています、と言ってくれた。

ひと部屋だけでもこんな広いリビングならむしろありがたい。


なんだかイケそうな気がする~~~~~~ (古い?)


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と、好感触で家に帰ってきたら、

メル、キャリーバッグの中でオシッコ漏らしてる・・・・

「ガーーーーーーン」 ナンデ?



Tさんの家からうちまでは車で5分ほどなのに・・・
い・・・いや、よかった、Tさんの家で我慢してくれて・・・滝汗

これを危機一髪と言わずしてなんと言う。

お試しは来月からです。。。
ど、、、どうなることやら。



2011/5/11



メルちゃんがいったい何に反応してオシッコをしてしまうのか、

Tさんのお宅にお試しに行く前にどうしても確認したかった。



お布団にしちゃうのはわかった。
でも一時預りしてくれたほたるちゃんの里親さんの家では、
洗濯物としてたたんであったフリースの上でもやったと聞いている。



そこで仲間の経営する猫カフェに1日ホストとして置いてもらい、様子を見ることにした。

カフェにはキルトカバーのかかったソファ、
モコモコの手触りのいい円形クッション、
猫ベッドなどが置いてある。



まず最初にトイレの場所を教えるも、メルちゃん素通り。。。


「メル、わかった???トイレここだからね!


・・・・・・・・・・


さすがはメルちゃん、他のどんな猫にもたじろがない、
むしろ常駐猫に怒られている・・・

そしてお客様には普通にじゃれる。
かわいいやつ・・・


少しでもどこかにしゃがみこむようなポーズをとったらすぐに飛び出して行こうと、
小窓から猫部屋を凝視して1日を過ごす・・・・



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「猫カフェ名物お食事タイム」 ~いちばん手前がメルちゃん~



おかげでその日は1日メルちゃんのオシッコ漏らしはなかった。


(ちゃんとトイレにオシッコできたのかな?


さて夕方のお食事タイムが終わると、すぐに帰らなければならなかったので、
いつまでもグズグズご飯を食べてるメルちゃんを途中で抱きかかえ、キャリーに押し込み帰ってきた。

家についてキャリーを開けると、






なぜ~~~~?   





またキャリーの中でオシッコしてる・・・




猫カフェから家まで、車で10分ほどだというのに・・・・ 



多分今日1日オシッコしてなかったんだろう。
それでとうとう我慢できずにキャリーにしちゃったんだ。
やっぱりトイレがわからなかったのか、イヤだったのか・・・・

それにしても・・・


ご飯食べるより先にトイレ探せよ~~~~~!




でもそれならば、トイレさえ覚えれば他にはしないってことだ。

その日オシッコまみれになったメルちゃんを洗い、

私は次にメルちゃんの好きなトイレ(の砂)選びに挑戦することにした。


2011/5/15







猫のトイレの砂は実に色々な種類がある。


どれも一長一短があるため、普段は飼い主さんの好き好きで選んでもらっている。



しかし今度のお試しのTさんは、猫を飼うのが初めての人だったので、

「どんなものを用意したらいいか教えてください」と聞かれたとき、


「トイレとトイレ砂は種類が多いので、用意するのは少し待ってください」と伝えてあったのだ。



もしやメルちゃんには好きな砂があるかもしれない。

用意するのはそれを研究してからでも遅くない。



メルちゃんは砂を何度も掻く子だったので、まずトイレは深めで大きめのものを用意した。
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こちら↑はリッチェルの猫トイレでF60という大きいタイプのものをわが家でも使っている。

安価でバケツ型なので汚れた時の手入れも楽だし、
旅行で家を空ける時の予備のトイレとしても使えるのでダブってもいいだろうと思ったのだ。




そして「砂」だが、大きく分けると4タイプくらいだろう。


「ベントナイト系の猫砂」

○価格が安い。オシッコを良く固める。粒が細かいのでウンチも満遍なく包む。
▲重い。砂ぼこりが立ちやすいので掃除が大変。
 場所によってはゴミの出し方に注意が必要。(静岡は燃えるゴミでOK)

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「紙砂・ペーパーサンド」

○軽い。燃える。ほこりが立たない。粒が大きいので掃除がラク。
▲猫の肉級に入って外に出やすい。価格はベントナイト系のより高い。粒が大きいのでウンチにはまばらにつく。

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「おから系」これはマカロニ状になったもの

紙砂と同じような長短所。紙砂よりも固まりやすい。

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「ひのき砂」

○ひのきの香りがいい。脱臭効果に期待できる。超軽い。
▲固まりにくい。こなごなになりやすい。

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それ以外に今は花王やユニチャームから出ている、リビングに置ける脱臭効果の高いトイレと、その専用砂がある。
これはチップとオシッコ吸収シート(板)で構成されていて、
ウンチはチップと一緒に取り、オシッコはチップを通り抜けて下に落ちたものをシートで吸って処分するというもの。

私は1頭飼いならこのタイプのものもいいかもしれないが、多頭飼いではオススメしない。

オシッコがどの程度出ているかわかりにくいし、
なにより、チップが大きくて、ウンチが非常に取りにくい。
ウンチの周りの粒をごっそり捨てないと、ウンチがついた粒がトイレに残ってスッキリしないからだ。



わが家ではずっとベントナイト系の砂を使っている。

ホームセンターから持ち帰るのは大変なんだけど(重いし・・・)
なんてったっていちばん安いし( ̄▽ ̄*)ゞ
うちのオージのウンチがゆるいため粒が大きいものはダメなのだ。


高級な砂はベントナイト系の砂の2倍~3倍の値段になる。
消耗品だし節約のために、ホコリになるけどベントナイト系を使い続けている。



さてメルちゃんのいる部屋に4つの砂のトイレを置き、
どのトイレにいちばん入るかを実験した。


メルちゃんはお布団の上でオシッコをしてしまうくらいだから、私はふわふわした紙砂を好むのでは?と予想していた。

しかし結論はいうと、砂の好き好きと言うよりは、匂いのついたトイレでひたすらする、という結果だった。
どのトイレにも、メルちゃんのオシッコの固まりを入れてあげても同じだった。


そうか・・・・最初にキッチリトイレを覚えさせることが肝心なのか!?



そんな時Tさんからメールが届く。

猫を飼っても良いと夫の同意を得たら、一日でも早く一緒に暮らしたくて、
メルちゃんのことで頭がいっぱいです。
一ヶ月も先だなんて待ち遠しくてなりません。
仮に預かる時期を早めていただいたとして・・・・・(後略)



というものだった。


・・・・よし!メルちゃん、お試しだ!

オージが嫌うので、わが家では相変わらずメルちゃん1匹だけを隔離していた。
Tさんのお試しまでそれを続けるのは、メルちゃんがかわいそうで私が苦痛だったのだ。



「メル、いい? Tさんのおうちに行ってみるよ。
 
 メルちゃん、オシッコちゃんとできる?がんばるんだよ。」




私はケムリの写真にメルちゃんを向き合わせ、


「どうかボクのおうちが決まりますように。 
 
 どうかメルちゃんがオシッコの粗相をしませんように。」




といつものようにケムリにお願いをした。



2011/5/17







以前ユキちゃんという長毛猫を保護してくれた I さん。

その I さんが再び、散歩コースで餌やりをしていた猫を保護してきた。
その子は最近具合が悪くなって、I さんはこのまま放っておくと死んでしまうと心配して保護したのだった。


それが黒猫のクロちゃん。
(やっぱり黒猫はクロちゃんか・・・・  )



病気も治療して、去勢手術もして、ワクチンも打って、、、

おとなしくて人懐っこいいい子だから里親さんを探したいと言ってきた。



I さんとはご近所同士で、フリマの時の出店も隣り同士で仲良くさせていただいていた。

そこで私はケンくんへの候補猫にクロちゃんを紹介することにし、
ケンくんとふたりで I さん宅へお見合いに行った。


I さんは「人懐っこい」と言っていたのに、
クロちゃんは I さんの奥さんにガシッとしがみついて離れやしない。
I さんの家に行ったのにもかかわらず。

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(ケンくんの家には向かないかなぁ)

そう思ってケンくんはクロちゃんを見送ることにした。




その後エチカさんの紹介でクロちゃんの里親さんが決まったのだが、
その時のことを I さんは感動しながら私にこう話してくれた。


「まるでずっと前からそこのおうちにいたかのように、
 
自然に窓辺に歩いて行ったんです」



里親さん宅へクロちゃんを連れて行くと、

クロちゃんはキャリーバッグからひとりで出てきて、

その里親さんのおうちの窓辺に座り、外を眺めたのだという。



へー私達が行った時は、しがみついて離れなくて、抱っこも思うようにできなかったのに。

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その里親さんの家では 赤い首輪を用意してくれてあって、
クロちゃんはすんなりその首輪をつけたのだった。






猫は自分の行くべき家を自分で選ぶような気がする。

少なくとも「この家は(この人は)違う」というアピールをする。

私も過去に多少なりともそういった経験があった。。。
(たとえば、ぶーちゃんのように)

だから私たちはそれを間違えないよう、
その大事なサインを見逃さないようにしなければならないと思っている。






私はなんとなく、メルちゃんは今度のお宅~Tさん宅~に合っている気がしていた。

シャンプーしてきれいになったメルちゃんのベージュの毛並みが、Tさん宅の絨毯と同化していた。

長毛のメルちゃんは、Tさん宅にいるとなぜかすごくいい猫に見えた。

今までこんなにかわいいメルちゃんがどこのお宅にも決まらなかったのは、

メルちゃんをTさん宅へ辿り着かせるためだったのかもしれない、、、








メルちゃんのお試しに際して、私はゲージとトイレ、それから愛用の洗剤(イージークリーン)を持参。
万が一粗相があった場合に、完全に匂いが取れればダメージが少ないと思って(苦肉の策)

「今日はこのトイレでオシッコするまで、ゲージから出さないで下さい。

 トイレを覚えさえすれば、どこに行ってもまたトイレに戻ってきてオシッコをするはずですから」




そこが肝心だった。




メル、オシッコがんばってよ。

メルちゃんはゲージに閉じ込められ不服そうだった。

「メルちゃんがオシッコしたらどんなに遅くなってもいいですからメールをくださいね」


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しかしその夜、いつまでたってもメールはなく、私はなかなか寝付けなかった。



2011/5/19



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