私がいつも使っている猫砂はベントナイト系の固まる砂で、「スーパーDC」という商品を使っている。

行きつけのホームセンター(エスポット)で8L=358円・・くらいだったかな。
重いけど安いのと、柔らかめのウンチにもまんべんなくパン粉がつく。じゃなかった、砂がつくところがいい。

ところが先日エスポットに行ったら、この「スーパーDC」がなかった。



普通在庫切れの時は「品切れ」の案内があるのに、どうも商品の取り扱い自体がなくなったようだった。

お店に聞くと「取り寄せ品になって常時置いてある商品ではなくなりました。」と言われた。


なんですって!?


ほかにもベントナイト系の固まる砂はあるけど、
固まり具合がイマイチだったり、砂ぼこりが多かったりして、
私は「スーパーDC」が好きだったのに~~!

その時は仕方なくほかの砂を買って帰って来た。




先日譲渡が決まったうららちゃん。
里親のKさんには1回目のワクチンはこちらでする約束になっていたので、
先日病院へいくためにお迎えに行った。

その時、貸してあったゲージとトイレ道具一式を返してもらったのだが、
Kさんはご丁寧に、私が最初に数日間のまにあわせのために持参した
ドライフードと子猫用パウチ、
それから猫砂をすべて新品で用意して、私に持たせてくれた。

その日奥様はお仕事で、旦那様が対応してくれた。


「あれは差し上げたものなので返していただかなくてもよかったのですが・・・」


「いえ、他でもご入り用だと思いますから使って下さい」




さすがマジメなKさんだけあるなぁ、と感心し、ありがたくいただくことにすると、

その中に「スーパーDC」の新品の袋があった。

120701 007


・・・これ、どこで売ってました?
 最近売っているところになくなってしまって」


「けむさんが使っているのと同じものの方がいいと思って探したら『杏林堂』にありました」



「そぉ~~~~~~~~~~~ですかぁ、
 杏林堂さんにあるんですねー!」



さすがはマジメなKさんの旦那さんだけあるなぁ~(2回目)
ちゃんと銘柄もキッチリ同じものを用意してくれるなんて。



その後のうららちゃんのことを聞いたが、
ご夫婦ともずいぶん癒されているとのこと、
うららもすっかりKさんの家に慣れたようだった。

「けむさんが猫初めての僕らのために、特別いい子を紹介してくれたのだと思っています」


Kさんの旦那様は、ちょっとばかり照れくさそうにそう言ってくれた。

そうです、そうです、
マジメなKさんご夫婦にぴったりの、とびきり無邪気な子をオススメしたんです。
そう思っていただけたのなら何よりです。

120701 036
ワクチン打ちました。


ところで『杏林堂』さんといえば、
私達の譲渡会のポスターを毎回感じよく引き受けてくれてお店に貼ってくれる貴重なドラッグストアだ。

よし、今度から杏林堂さんへ猫砂を買いに行こう。

(なにげに恩返し)



実はうららを「里親募集サイト」に掲載しておいたら、
うららを希望する市内の方から連絡をいただいたのだった。
しかしうららはKさんのところへ連れて行ったあとだったため、

私はその人に「別の子猫を紹介させて下さい」と、
同じUさんが連れてきた子でキジとサビの姉妹を紹介してみた。
(この子達は仲間うちで預かりをしてもらっていた)

2匹はくしゃくしゃしていた目はすっかりきれいになり、
とびきりかわいらしくなっていた。


120605 013

この子達が



120626 024
120626 025

こんなにかわいくなりました。


私が紹介したそのご家族は、なんと、
「仲良し姉妹が離れ離れになってはかわいそうだから」と、
2匹一緒にもらってくれたのだった。



うららは招き猫だね。
その調子でKさんのおうちにも幸せを招いてあげておくれ。


あとは弟?おにいちゃん?のアトムも頼むね!



アトムは現在ハッチーさんのところの猫カフェにいます。

120626 018
 
「くるるん」にて



2012/6/30
スポンサーサイト

日曜日は譲渡会でした。


お天気が雨だったせいか、客足はイマイチだったけど、
ここの譲渡会に来てくれるお客様は、真剣に猫が欲しいと思って来てくれるので、

来場者の数の割にはトライアル決定率は高いように思う。


この日はさすがに子猫が多い。
あ~~子猫の愛らしいこと。

120701 016

シンクロするキジ3兄弟

仮名は「大野くん」「まつじゅん」「相場くん」すべて♂


キジトラ猫は私達あいだではいちばん平凡な柄だと思っている。
だから人気もイマイチだろうと。

でも「大野くん」と「まつじゅん」のトライアルが決まった。よかったねー!
名前の勝利だろうか?


120701 023

同じくブチの3兄弟。きいちゃん、るいちゃん、のびたくん。すべて♂


う~~~~か・わ・い・い・・・・
私はハナクソついてる白黒のるいちゃんがたまらんです。


120701 008

前回の譲渡会で3兄弟のうち1匹残ったむぎちゃん。♂
ミルクティー色でかわゆす。



120701 024


前回に引き続き、
しずかちゃんと、親子じゃないのに親子のような茶トラの寅彦。

おっぱいすわせています。
しずかちゃんはおっぱい出ないのに・・・おっぱいが真っ赤です。



120701 009

前回から出ているチャッピーちゃん。♀
2年も経ってから里親さんの家庭の都合で返された猫。

ご機嫌ナナメでした。


120701 013

同じく大人猫のグーグーちゃん。♂
グーグーちゃんはエイズです。体重は6キロは超えていそう。
でもものすごく大人しくて人が好きな癒し猫。

こういうワケありの大人の猫さん達に、里親さんを見つけてあげたいです。


120701 015

白黒兄弟の空くん♂(左)と夢ちゃん♀(右)。

空くんと夢ちゃんは猫カフェくるるんに行けばいつでもお見合いできます!




そしてUさんのところから保護した黒猫の海ちゃんと白黒のふたちゃん。

120701 027 120701 025



海ちゃんには初めての譲渡会。

いつもは穏やかな海ちゃんが、ずーーーっと「シャー」言いっぱなし。
どうしたんだろ~~~

海ちゃんがシャー言うと、ふたちゃんも意味もわからずシャー言って、

「ダメだこりゃ」


でした。


あともう1匹、病院から「あずくん」という生後2ヶ月の黒猫の男の子が参加。

それがまーゲージの中でひっきりなしで遊んで、
いっときもじっとすることがなく写真が撮れなかった・・・

このあずくん、病院のゲージがいっぱいで、大きめのキャリーの中に入れられているという・・・
それでこんなにはしゃいでいるのかと思うと気の毒で気の毒で、、、、


子猫だからってすべて里親さんが決まるわけじゃない。

今の季節はあちこちにおうちを探している子猫がいるのだから。

需要と供給のバランスです。
いつでも需要が追いつかない状態。
それでもあきらめずに探し続けるしかありません。。。



2012/7/1

先週の土曜日、デビは一時預かりのため、
メンバーのお知り合いのご夫婦の新居へと旅立っていった。

結局デビの体調不良の治療で、当初の予定より1ヶ月遅れで行ったことになる。



その間もと飼い主のおじいさんは、猫舎に泊まり続けてくれたので、
1ヶ月も猫舎での仮住まい生活をさせてしまったが、
おかげで私達は安心できたし楽もできた。
おじさん、ありがとう。

その詳しい話はコチラ→デビとおじいさん




デビの一時預かりのおうちは、
新築のため他の猫の匂いなどいっさいない。

120630_181818.jpg
ソファーのしたにもぐったり、あちこち探索した結果、



120630_184649.jpg
やっと窓のところに落ち着いた様子。


その後心配していたマーキングもないようで、一安心。





・・・が、困ったのは「夜鳴き」



DSC_0212.jpg



その預かり先の奥さんは真剣に「耳栓」買ってきて、
夜は夫婦で耳詮して挑むことに・・・・


預かりのHさんからのメール。

昨日は初日よりマシだったかな!?アタシは慣れた。無理矢理寝た。
旦那は耳詮して寝たけど、朝には片方とれていたから平気かな(笑)
完全夜行性になりつつあるから、今日は(昼間)なるべく起こしてみた!!




ももも・・・申し訳ない~~~

DSC_0214.jpg

毎夜月へ帰りたい帰りたいと泣くかぐや姫のごとく。

折しも今日は七夕、、、
・・・・あ、七夕はかぐや姫じゃなくて織姫だった





それから1週間。


「だいぶ慣れたよ」      

DSC_0230000.jpg
     


たいがいの猫は、
最初はこんなもんでしょ。

でも必ず慣れますから。



デビちゃん、真剣に里親さん募集中です。
※メールフォームよりご連絡ください。


2012/7/6

猫舎の向かいの家のUさんがいちばん初めに連れてきた2匹のメス猫。

この2匹は人なつっこく、
素手で捕まえられたために最初に猫舎にやっていきた子達だった。


避妊手術をしたら他の猫と同じようにリリースするつもりだったのが、

かかりつけの病院で「白血球が高い」「微熱がある」などの理由で、
延期に次ぐ延期になってしまい、


やむなくその間2匹を猫舎に置き、猫舎に最後に残った猫~デビちゃんと一緒にお世話してきたのだった。

DSCF6471.jpg 

DSCF6480.jpg



2匹を保護して手術ができぬままかれこれ1ヶ月・・・・


そうなると当然ながらこの子達に情が移ってくる。


とりあえずお世話のメンバーで、この子達には、海ちゃん、ふたちゃんと名前をつけた。



海ちゃんは右目が濁っている。

DSCF6468.jpg


ふたちゃんとは「2色」つまり「ふたいろ」という意味で、
27匹の猫のもと飼い主のおじさんがつけた名前だった。
ふたちゃんは両目とも微妙ににごっていた。

DSCF6472.jpg



メンバーのあられさんは猫6匹を飼っていて、
猫舎のお世話のお手伝いを買って出てくれた人。

そのあられさんが特に熱心に私へとメールをくれて、

「どうか海ちゃんふたちゃんをリリースしないで里親さんを見つけてあげて」

と訴えてきていた。

・・・・・・・・・・

ハンデのある子の里親さんを探すのは難しい。


でも昔私が保護した猫~ターニャだって、
片目の瞬膜が癒着していたけれど、
その子をわざわざ選んでくれた里親さんのもとで幸せになったものな・・・・

「片目のターニャ」

「ターニャの里親さん」

「ターニャの里親さんより」



      



私は今年になってターニャに会いに行っていた。

家族全員(おとうさん、おかあさん、息子さん)からかわいがられて、
子猫の時は知らない人には隠れてしまうような子だったのが、

120423 005


突然訪問した私に隠れもせずおだやかに接してくれたターニャ。

愛されているからこんなにおだやかになったのかなぁ。

120423 004
買っていったおもちゃを気に入ってじゃれるターニャ




      



その海ちゃん、ふたちゃんは、先日の譲渡会で「シャー」ばかりだった。
里親さんのところに行く気などまったくないってことか。


困ったなぁ~~~



今年の里親探しはいつもの年と違う。
Uさんのところから次から次へと猫が来て逃げ場がない・・・


はっきり言ってこれはもうお手上げな数を扱っている。
でも---私自身の中にいつもなら押し迫ってくる恐怖が・・それほどない。

なぜかというと・・・手伝ってくれる仲間がいるから。

ひとりでやっているといった感じがしてないからだ。



ただし、
現実に助けられる猫の数も増えている。
里親さんを探している猫の絶対数が増えているのも確かだ。


ひたすらあきらめずに里親探しをするしかない。
海・ふたの強運を祈ろう。


2012/7



Uさんは猫を連れてきてはパタッと連絡がなくなり、

こちらでポストに手紙を入れるとまた次の猫を連れてくる、といった状態で、

いったいあとどれくらい猫がいるのかさっぱりわからなかった。



今までUさんが連れて来た猫は、


海ちゃん、ふたちゃん

先日2匹一緒に里親さんが決まったキジトラメスとサビメス

アトムとうらら(うららは里親さん決まり)

三毛のお母さんが産んだ3匹の乳飲み子(うち2匹は里親さん決まり)




今回再び手紙を入れるとUさんはまた新たな子猫を連れて来た。

生後2ヶ月は回っているだろうか、白黒の牛柄オスと真っ黒のオス。

DSCF6672.jpg

DSCF6677.jpg



これで11匹目。


毎度毎度くる子猫はノミだらけ。
病院へ行って駆虫、健康診断。
体温測る時に体温計についたウンチで検便してもらうと、

「コクシジウムがいます」



「ぬわんですとーーーー!!!」     




コク・・コク・・コク・・・

こくしじうむぅ~~~~~~泣。


主に子猫の便の中にいる寄生虫。
こいつがいると便が軟便になって悪くすると死に至る。
しかもすぐに伝染るんです。

治療は投薬、他の猫と隔離して毎日トイレの砂を部変える・・・くらいに神経質に接すること。

一週間ごとに検便し、3週続けて(-)になって初めて完治したことになる。

その間子猫は大きくなるし・・・
他の猫に伝染るから譲渡会にも出せないし・・・
ボランティア泣かせの病気だ・・・・。




その時わが家の居間にはマリアちゃんがいた。
ゲージはいざという時にマリアちゃんを入れる用のゲージだけだった。
子猫を隔離しておく部屋などなかった。

そこで考えあぐね、自宅の納戸の荷物をすべて猫舎へ移し、
納戸を子猫の「コクシ部屋」にすることにした。

1週間そこに子猫を隔離し、薬を飲ませ、消毒、ふき掃除にせいを出す・・・・



しかし1週間後検便をすると、


「まだたくさんいますねー」

     が~~~~~~~~ん・・・



更にその後Uさんはこの2匹の兄弟とおぼしき子猫をもう一匹連れて来る。

12匹目。


DSCF6671.jpg DSCF6670.jpg

この子は目がくしゅくしゅしている。

しかしなんと長毛の美形猫。


「一緒にいたならこの子もコクシと疑っていいでしょう」と言われ、


治療は3匹になった。


 
   



そのころ猫舎は多頭飼い崩壊の最後の猫~デビちゃん~が一時預かりさんのところへ行き、
実質猫のお世話は終わったはずだった。


しかし、そこには例の海ちゃんふたちゃんがいて、
海ちゃんふたちゃんを誰かが預かることで初めて猫舎が空になる。


誰が・・・・?

「あたしだよっ」

そう、私が預かるのだ。


海とふた、そしてコクシの子猫3匹の治療、、、

それでなくても検便の結果に治療の効果がなく、
そんなに猫を抱えてわが家でコクシジウムを完治させる自信などなかった。




考えた挙句、私は自分の猫を連れ、すべての猫のお世話を猫舎ですることに決めた。


そう、、おじいさんがしていたように、
今度は私が猫舍に寝泊まりするんだ。




2012/7/7

猫舎での合宿~

なぜわざわざ猫舎に寝泊まりしなければならなかったか。



ちなみにわが家は都会の狭小住宅で、
駅からはすこぶる近い代わりに、
部屋は1階に1間(リビング+キッチン)、2階に1間(寝室)、
あとは小さな納戸があるくらい。

そこいくと猫舎は、・・・・猫舎猫舎と呼んでいるが普通のおうちで、
1階にキッチン、洋間、和室、洗面浴室、
2階にダイニングキッチン、和室、洋室、納戸、
小さな庭と駐車場、
駐車場には物置と水道も使えるようになっている。


猫をそれぞれの部屋にばらばらに置いても余裕のある広さだった。


コクシの兄弟をこのままわが家の1畳ほどの小さな納戸に押し込めていても、
コクシを退治できるような気がしなかった(自信がなかった)のだ。

これからますます暑くなってくる。

わが家の納戸は窓がなく、ベランダの網戸をはずして納戸の出入り口にしたが、
納戸の中はちょうど菌の繁殖しそうないい温度と湿度が保たれているような気がしてならない。

・・・・・

そこいくと猫舎の2階の納戸はそこだけでもわが家の倍の広さだったし、
余分なものは一切なく、掃除だって簡単にできるぞ!

DSCF6751.jpg


東向きでこれから暑くなりそうだったので、
納戸の窓は開放しておけるよう、
多頭飼いのおじいさんに頼んで網戸をつけてもらった。

おじいさんは器用でいろんなことを手伝ってくれる。
ここの網戸もなんなく作ってくれたのだった。



コクシ兄弟の部屋ができれば話は早い。

まず必要最低限のものを運ぶ。

ふとん、枕、タオル、化粧品、
湯沸かしポットとカップとインスタントコーヒーくらいは持って行こう。


私はテレビや音楽がなくても大丈夫だけれど、
せめてパソコンが使えないだろうか?

家の電話のプロバイダーの会社へ電話して相談したり、
電気屋さんへ行って相談してみる。

iPadがあればいいんだけど~・・・・

高いし、プロバイダー料金も余分にかかる。


う~~~~~~~~ん・・・



考えあぐねた結果、携帯をiPhoneに替えることにした。
すぐに携帯ショップへ行き、iPhoneとキーパッドを購入。
キーパッドはiPhoneをパソコンとして使えるようにした悪あがきだ。





話はそれるが、このiPhoneのすばらしいこと。
まだ全く使いこなせてはいないけれど、
少なくともIPhoneを持ったおかげで自分の持ち物が減る。
もう手帳は完全に持たなくていい。
デジカメも持ち歩かなくていい。
今年ICレコーダーなるものを購入したが、あ~買わなければよかった。
毎年買っている高島易断の暦も買わなくていいぞ。

今はまだ文字入力に苦労しているが、「シリ」(音声認識)の機能でなんとかなってしまう。
文字入力がますます上達しない。
でも便利だ~


こんなことでもない限り、
私みたいなのがiPhoneのユーザーになることはなかっただろうなぁ。
これだけは今回のなりゆきに与えてもらった最高のメリットになった・・・


猫舎で暮らす環境が整えば、
あとはわが家の猫、~オージ、うの、ナナ~も運ぶ。

DSCF6757.jpg

「うのちゃん、ちょっとの間お引越しするからね!」



さぁ合宿生活だ。


2012/7/9


猫は家につくというけど・・・

いちばん心配だったのは、うちの猫達がどの程度違う家へと馴染んでくれるか。




私とうちの猫達は2階を居場所にし、
私は洋間にゴザをひいた部屋に布団を敷いて寝ることにした。
おじいさんがいつもその場所に寝ていたからだ。

私の家には畳の部屋がなかったが、
こうして布団をひいて座しているようになったら、
猫達と目線が同じになり、ぐっと近くなったような気がした。

DSCF6753.jpg


猫と暮らすのなら畳がいい、、日本人は猫と暮らしやすいのかもしれない。

DSCF6763.jpg



それに猫舎の2階の窓からは、電線に停まる鳥が見える。
わが家では鳥を見ることなどなかったナナは、熱心に窓の外を見つめていた。
わが家の猫達は、それほど時間もかからず、あっという間に猫舎に馴染んだようだった。


__.jpg



私はというと相変わらずバレエのお稽古は週末ビッチリあるし、
家に帰るのは遅くなる。
猫達のご飯のしたくが遅くなるが、子猫の部屋には「自動給餌器」を置いてしのぐことにした。

他の猫達は大人だし、なんとか我慢できるだろうと・・・・

それが猫舎でお世話していた仲間が、
時々猫の様子を見に立ち寄ってくれるのだ。
(合鍵の場所もわかっている)
いつものようにトイレとご飯のしたくをしてくれる。

おじいさんも時々来ては、海ちゃんふたちゃんと遊んでくれる。


おかげで無理矢理始めた猫舎生活も、問題なく送れていることに、
仲間に感謝しきれない。
アリガトウ  アリガトウ  アリガトウ




コクシ兄弟は結局、2階の納戸から度々脱走する黒猫のプッチのおかげで、
この暑さで部屋を締め切るわけにもいかなくなり、
あっという間に1階の浴室洗面所へ引っ越すことになった。

ここなら北西向きで、石のタイルもあるし涼しいに違いない。



お世話のかいあって、次の週の検便はマイナスになった。

   バンザ~~~イ!!!


でもまだまだ。
薬は飲み続けるし、他の猫と接触させるわけにいかない。

子猫達は触っただけでゴロゴロ言うようになって、とてもかわいい。
遊んであげられないのがかわいそうだが、
もう少しの辛抱だからね。

子猫達には名前も付けた。

写真_3 黒猫の「プッチ」♂

写真_1 牛柄の「モーモー」♂

写真_2 長毛キジの「マーシャ」♀


マーシャのくしゅくしゅした目もすっかりきれいになった。
この子は何をしてもされるがままのおっとりしたすごく面白い子だ。





そして1階の部屋には海ちゃん、ふたちゃんを。


120704_174039.jpg

2匹ともしっぽが長くてきれい。




そして実はもう一匹、1階に新しい猫を抱えてしまった。

里親さんを探そうか、Uさんに返そうか、どうしたものか。




2012/7/14






コクシジウムの子猫を預かった時、

ソマリのりーちゃんはまだわが家にいて、
コクシの子猫、うちの猫達、りーちゃん、でスペースを3ブロックにわけていた。

りーちゃんはあくまでも他の猫と接触させない、
コクシの子猫も同じく、だったため、それはたいそう面倒臭い作業だった。



でも毎日どんなに遅い時間になろうともすべての猫を部屋から出して、
りーちゃんとふたりきりの時間を作るようにした。
私は2度もお試しから返って来てしまったりーちゃんに、
少しでも運が向くように名前を「マリアちゃん」と改名することにした。
マリアちゃんはいつもゴロゴロと喉を鳴らしっぱなしにして、私に甘えて来るのだった。

120710 015 120710 012




他の猫さえいなければ、マリアちゃんはこんなにかわいい。
飼い主さんにとってもいとおしい猫になるはずなのに。


でもその時の私にとってはマリアちゃんの存在は、
次の猫をうちに連れてこれないという苦痛を生んでいた。



ちょうどそんな時、かのんさんから里親さん候補の紹介を受けた。
かのんさんの保護猫だった同じくブリーダー放棄のスコティッシュの「まるちゃん」へと連絡をくれた人だが、
まるちゃんがすでに里親さんが決まっていたため紹介してくれたのだ。

DSCF6555.jpg
スコティッシュのまるちゃん


そのお宅はなんと、わが家と目と鼻の先のマンションでお母さんと二人暮らしの30代の女性。
(運命の里親さんか?)
と思うほどだった。


まさに「渡りに船」。
早速そのお宅にお電話をするととても感じのいいお母様が出てくれた。
しかしそのおかあさんお話ししているうちに、ひとつ大きな問題が出てきた。


それはそのお宅では猫は「ゲージ飼い」だということ。
理由はお母さんが猫が苦手ということ、猫を飼う本人も家を空けることが多いのだという。



================

マリアちゃんが2回帰ってきた時に、私はchihiroさんからマリアのアニマルコミュニケーションをやってもらっていた。

マリアちゃんはブリーダー放棄猫だ。
想像するに、生まれてからずっと、ゲージの中で暮らしていたのだろう。
でもマリアちゃんは自尊心の強い子で、心の中は高貴な魂を持つ子なんだそうだ。
ソマリという種類がそうなのかもしれないけれど、
マリアちゃんはいつも「私はこんなところで終わらない」と思っていたというのだ。


2回目にトライアルにいったおうちは確かに素敵なお屋敷風のおうちだった。
なんてマリアちゃんにぴったりのおうち、、、と私は思えたほど。
けれどそちらの奥さんはお店を経営していて、
昼間はマリアちゃん一匹でずっとお留守番だったのだ。
たまにお孫さんが来た時は、大きな3段ゲージに入れられたようだった。
・・・マリアちゃんはその環境に不満があったんじゃないかな。
だからただの胃腸炎で、里親さんが「死ぬかと思った」というくらい具合が悪く見えたんじゃないだろうか。
(私の想像だけど)

DSCF6413.jpg



私は今の面倒な3ブロックの生活から逃れたくて、
かのんさんから紹介を受けた人に飛びつきたい・・・ところだった。

でもマリアちゃんを再びゲージ暮らしにさせるわけにはいかない。
今までゲージにいたからこそ、
自由に好きなところにいける暮らしを手に入れさせたい、

それはchihiroさんのセッションでマリアちゃんの気持ちを聞いたことで、
私の中では絶対に譲れない条件になっていた。

「ゲージ飼いでないことが条件です」


紹介を受けたその人にそう告げると、
「家族と相談させてください」とお返事があり次の連絡はなかった。


      



そのマリアちゃんに里親さんが見つかった。

県内ではあるが、東名を車でほど1時間走った場所。
新聞に出そうと思っていた矢先、エチカさんが自分の保護猫と一緒に掲載してくれたのだった。


50代の奥さんは足が悪くてほとんどを家の中で過ごす。
今までずっと猫を飼いたかったが、賃貸住宅を渡りあるいていたため叶わなかった、
今回やっとペット可マンションに住まいを移したため、念願の猫だということだった。

「一日中相手が出来ます」

と言ってくれた。

奥さんは足が悪いのでやんちゃな子猫は手に負えないだろうと、
単に大人の猫を探して新聞を見ていて、ソマリという猫種のことも知らなかったという。

そこのマンションは規則で「ペットは一頭まで」
――だから一匹だけで飼ってもらう希望も叶ったのだ。



そのお宅でマリアちゃんをキャリーから出すと、
マリアちゃんはいつになく、
ソファーの下に隠れたり、すばしこく逃げ回ったりしていたが、
「トイレはここよ」と入れてあげると、新品のトイレの中で落ち着いてしまった。

私はマリアの性格の注意点をしつこく話して、
(けして他の猫を近づけないこと)
そちらの奥さんに託して帰ってきた。


DSCF6739.jpg DSCF6741.jpg


その後奥さんから、名前を「あんずちゃん」にしたこと、
翌朝あんずちゃんが家の中を走り回っていたこと、
その後はずっと自分のあとをついてくる、
といった報告のメールをもらい、やっとやれやれと胸をなでおろした。


      



数日後、エチカさんから電話をもらった。


「けむちゃんとこのソマリをもらってくれた、、、ほらあのN市の人、

 すご~~~く気に入ったらしくてさー

『いい子を紹介してくれてありがとう』ってお礼の電話があったよ」


「え?ほんと?」


「妹さんやらいろんな人に自慢してるらしいよ」


そういえば近所に妹さんが住んでいて、もしもの時は世話を頼めるし、
昔は妹さんの猫を預かったりしていた、って言ってたなぁ・・・・


「それでそれで!ほかにはどんなこと言ってた???」


「ほかにはって・・・それだけだよ。」


なんだよ~~もっと聞かせてよ~~!

猫一匹苦労して里子に出して、
楽しいことっていったらそういう話を聞くくらいなんだからさー



エチカさんの話の通り、マリア・・・いやあんずちゃんの里親さんからは嬉しそうなメールが来る。


あんずちゃんが幸せになったのならまぁいいや。
あんずちゃんにつけられた目の下のキズは、
まだ赤くシワのように残ってるけど・・・さ




chihiroさんありがとうございました*

2012/7/8 マリアお届け

実家で預かってもらっていた茶トラの兄弟。

この子達も無事に里親さんが見つかった。



実家に子猫がいると、妹や姪が入れ替わり立ち代り(ほぼ毎日)立ち寄っては遊んでくれるので、
子猫は人になつくようになるし、おかげでどんどんかわいくなる。

名前も妹につけてもらった。(つけさせた)


120710 027
男の子が「レイ」くん



120710 028 120710 026 
女の子が「モモ」ちゃん


母が「柄が同じで区別がつかない」からと、
レイくんにはブルーのリボン、モモちゃんにはピンクのリボンをつけてくれた。


その写真をネットに掲載したところ市内の方から連絡をもらい、
2匹ともよいお宅にもらわれていったのだ。




実はレイくんは実家にいる間に、足の骨がはずれた(?)ようになり、医者通いしたためお届けが遅くなってしまった。
母はそれを「私が足を引っ張ったからだ」と言って自分を責め、
2匹がいなくなるとまた例のあの言葉を口にした。


「猫を預かると気を使う、もう猫は預からない」


・・・・・・・



預かってもらえることがどんなにありがたいか・・・
母に何度説明してもそっちに行ってしまう。

それにレイくんとモモちゃんの里親さんが見つかったのも、
私は母がつけてくれたリボンの効果だと思ってるんだけど・・・。


120710 031


レイくんはそのまま「レイくん」に、モモちゃんは「みかんちゃん」になった。



==================


うららと兄弟の白黒のアトムも里親さんが決まった。



アトムはずっとハッチーさんのところの猫カフェでお世話になっていて、
里親さんもその猫カフェに来たお客様だった。

アトムは天真爛漫で無邪気な子だったから、カフェの他の猫達にもすぐに溶け込んで、
毎日兄弟達といるように賑やかに楽しく過ごしていたようだった。


わが家にいた時は、私があまり構ってあげられなくて、
アトムは椅子に縛りつけたおもちゃで、よくひとり遊びをしていた。

私はひとり遊びをするアトムがかわいいと同時になんだか不憫に思えてならなかった。


120626 009 120626 013


だからハッチーさんのところで預かってもらっていたことが、どんなにありがたかったか。
おかげでアトムを預けたその翌日、
コクシの子猫達をわが家に連れて来れたのだから。



アトムのお届けの日、ハッチーさんから

「今日連れて行きますけどよろしいですか?」

とお電話をいただいた。
本来ならお届けくらい私が行くべきだったが、バレエのリハーサルがあったのと、、、
なんとなくアトムとはこのまま別れたほうがいい、、、という気持ちがあって、
最後の最後までハッチーさんにお願いしてしまった。



アトムはうちで死んだ「ハル」と同じ白黒にハナクソつけた柄だったから―――



そして里親さんにもらわれて最高に幸せだったのに、一年足らずで亡くなった「そよちゃん」も同じ柄だった。

なんとなく・・・白黒猫と私は深くかかわってはいけないような気になっている。
考えすぎかなぁ・・・


そよちゃん①

そよちゃん②

そよちゃん③


120618 012

120618 004

120618 006



かわいかったなぁーーーアトム

アトム、幸せになってね。
そしてたくさん遊んでもらってね!




ハッチーさん、カフェのスタッフの皆さん、お世話になりまして、
本当にありがとうございました。




2012/7/22 アトム里親さん宅へ

猫舎で毎日のように捕獲器をかけていた時、

捕獲器の中で子猫を産んでしまった三毛猫を覚えているだろうか。

DSCF6366.jpg



のちにその時の子猫はすべて死んでしまったが、

子猫が産まれたことで、その三毛猫は避妊手術をあとまわしにして病院で預かってもらっていた。
子猫へ授乳しなければならなかったからだ。

しかしその後もいろいろな理由で手術が遅れ、
結局手術ができてその三毛猫が猫舎に帰ってきたのは1ヶ月もあとになった。



あまりに長く病院に置いたため、なんだかそのままリリースすることがためらわれた。
病院のスタッフさんに聞くと、おとなしくて抱っこもできるという。



どうしようか・・・・

リリースしていいだろうか・・・・




産んだ子猫をすべて亡くしてしまった三毛猫のおかあさんに、
少なからずも私は同情していたのかもしれない。



私はかのんさんに相談した。

「あの三毛猫ママ、リリースしないで里親さん探そうか・・・」





猫の瞳は何でできている

そのわずかばかりの人生の中で

こわかった夜の

寂しかった朝の

悲しかった夕べの

飢えていた真昼の

色を集めた海で出来ている



その海を見つめていると

さざ波がわたしへと寄せ帰り

深い海底(うみぞこ)へ引き込まれてしまう



そうかと思えばくるりと視線を外し

なにごともなかったように

優雅に身づくろいをするけれど



もうわたしは見てしまった

おまえの海の色を

その瞳が忘れられなくて

わたしはもう一度おまえに会いに行きたくなるのだ


DSCF6738.jpg 
耳が倒れて怯えているミケママ




猫舎での合宿は、

うちの猫3匹、

コクシ兄弟3匹、

海ちゃん、ふたちゃん、

そしてミケママの合計9匹だった。




ミケママに里親さんを探せるかどうか、
猫舎でしばらく様子を見るつもりだった。
そうだ、リリースするのはいつでもできる。


まだ若い猫のミケママ。
活発で遊びが大好き。
あの時は初めての出産だったのだろう、、、まだ母性が芽生えるところまでいかなかったのかもしれない。

でもあの捕獲器の中のミケママは、
「なるようにしかならない」
という覚悟を決めた目をしていたんだよね・・・



ミケママは病院のスタッフさんから聞いていたイメージとは異なって、
私たちに警戒心をあらわにして、抱っこしようとするとものすごい抵抗をする。
ゲージの中で身体を撫でると、耳を倒してできるだけ奥へ逃げて固まる。
それでもしつこく撫でると軽く甘噛みしてくる。
でもをれは「甘え」ではなく「警告」の甘噛みだった。


ある日ミケママの首に赤くなっているところを発見し、
近くでよく見ようとして抱こうとした時、
ミケママに激しく抵抗されてついに「ガブッ」とやられた。


あう~~~~




うーーーーん・・・やっぱりこの子はリリースした方がいいのかなぁ・・・。




2012/7/9







最新記事