猫舎生活は続いている。

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子猫達はすくすく育ってる・・・

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ぐずぐずしてると大人になっちゃうじゃないか、、、ああ、、、



里親さんが見つからない、猫が減らない、
我が家に全員連れて行くよりここにいた方がお世話し易い、
何よりここにいた方が猫がストレスなく暮らせる、
だからここでの生活を続けている、、、、

ああ、本当にこの家があってよかった――――




それにしても里親様はいったいどこにいるのだろう。
新聞広告を2週続けて出してみたけど、結果は出なかった。
2週目なぞは電話が一本もかかって来なかった。

ああ~~めげる




昔、新聞広告を出した私の元に、
「長毛の子はいますか?」とお電話をくれた男の人がいた。
その時自分の保護猫には長毛の子はいなかったけど、
お世話になっている動物病院に里親募集中の長毛の子がいるのを思い出した。
そこでその子の写真を撮って写メを送ると、、、

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その人は子猫を見に来てくれた。

そして病院から「この子に決めました。」と写メを送り返してくれた。


私が何度撮ってもうまく撮れなかったその猫の写真を、
その人はものすごいくかわいらしく撮って送ってきたのだった。

こんなに上手に猫の写真を撮る人は、
きっとよほどの猫好きに違いない、、、とその時私はそう思ったっけ。

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その時送り返してもらった写真



それから数ヶ月・・・経ったころだったろうか、
その時やっぱり私は里親募集の新聞広告を出していた。


その日、長毛の子猫をもらってくれたその人から急にメールが届いた。

私が紹介したその猫は私の保護猫でもない、
結局その人に私は会ってもいない、、、

でもその人は新聞広告の私の名前を見てメールをくれたのだ。



こんばんは、子猫の時はありがとうございました。
今も新聞広告見てます、頑張ってるけむさんには感謝します。
本当に大変だと思いますが、頑張って下さい。
子猫はラムと名付けました、二匹仲良しで大きくなりました、写メ送ります



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その時の子猫は立派に成長していた。
先住猫ちゃんとも仲良しのようだった。
その人はいつも仕事場に猫を連れていくのだと言っていたが、
多分仕事場での猫の様子に違いない。
まるで犬のように主人の言いつけを守ってお座りしている写真のようだった。


成長した猫を見て、

そして会ったことのない猫好きの人に励まされ、


なんだかジーンときてしまった。




陰ながら応援してくれているいる人もいる。
がんばろう。


ご自身のブログで、デビ、海、ふたの里親募集を呼びかけてくれている真さんのブログ
↓↓↓
「まことのおどりば~ずぼら料理集」

まことさんの作るお料理は家庭料理なのに玄人っぽくて衝撃的に手際が良くて本当においしい、
ブログはお料理と日々をつづったおもしろ楽しいブログです。




新聞広告は全く反応がなかったことも想定して、いつも最低の行数にすると二千円かかる。
それで一本も電話がかかって来ないと、その二千円はドブに捨てたことになる。
たとえドブに捨ててもわずかな可能性をかけてまた広告を出すんだけど、
ただ・・そのわずか二千円をドブに捨てるのはものすごくキツいんだ。

それでも気持ちを奮い起こして広告を出す。

「金にモノ言わせてやる~~」

そう言いながら。(笑)


今までとは状況が変わっているんだろうか、
例えば助け出される猫の絶対数が増えているとか。
そうなるといくら広告を出してももう今までみたいにはいかないかもしれない。


猫の数の方が多いんだもの。

どんなに減らしても減らしても追いつかないんだもの。




そんな時は神頼み。

いつものようにケムリの写真にお願いする。

「どうかあの猫舎の子達すべてに素晴らしい里親さんが見つかりますように」



先日はきれいな満月だったっけ、お月様にもお願いしてみた。



わが道を白く照らしてかがやける月にもきっと神様がいる


この地球(ほし)は月を引きつけ地球(ここ)にいるわたしは月に引きつけられて

                                (Byけむ)





2012/9/4

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朝は涼しくて猫舎のお掃除もしやすくなってきたけど、

昼間はまだまだ暑い!

デビの預かりさんからメールが届きました。



庭でゴーヤが豊作だそうで・・・・


IMG_0586.jpg 初めてのゴーヤ(?)




戦いを挑もうとするけれど・・・・


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・・・手が届かない。


へっぴり腰のデビちゃん。




休戦。

IMG_0587.jpg チーン;;;


デビ、元気です。




今度の日曜日は譲渡会。


9月16日(日)11:00~16:00

場所:番町市民活動センター

http://www.bancho-npo-center.org/access.html





またまた友人の「しずおかハピスポ」さんがブログで宣伝してくれました。

しずおかハピスポさんのブログは静岡の情報満載!
けして商業的でなく、すべてハピスポさんの好みで取材しているから、
地元の人間でさえもタメになる、ありがた~~~いブログです!

ハピスポさんありがとう~~~!


譲渡会の記事はコチラ↓↓↓
http://ameblo.jp/shizuokahappyspot/entry-11347374327.html



2012/9/10


2ヶ月前、友人に寄付してもらった山のような猫砂がなくなりそうになったので、
先日大量に買って来た。

ちょうどタイミングよく、
「エ◯ポットの日替わり特価品になってるよ」と、アラレさんが教えてくれた。

ただし一家族8個まで。 ・・・8個かぁ~



私と同じく8個買ってるおじさんがいた。
「何匹いるんですか~」と聞くと6匹だと言う。


(勝った・・・)


いや勝たなくていいから。


アラレさんにも協力してもらって合計16個!
わが家じゃ置く場所もないけど、ここ(猫舎)なら大丈夫。
おお~売り物みたい

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スーパーDC 1袋277円でした!




モーモーとプッチは食欲もすごくて、
しかも男の子なのでどんどん身体が大きくなる。

プッちゃんは黒猫だから、もう海と区別がつかなくなって来た。


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相変わらずゴロゴロあまあまのプッちゃん



そこでアラレさんが子猫用の首輪を買って来てくれたよ!

そうそう、もうじき譲渡会だし、お洒落しようね!


プッちゃんは黒猫だから赤。
やっぱり黒猫には赤が似合うねぇ〜

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モーモーは青だよ。

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思えば最初は2匹とも私から逃げ回っていたよなぁ。

それがこんなになついてくれちゃって、
(こんなに大きくなっちゃって)

おばちゃんは嬉しいよ。
(早く出てっておくれよ)



ミカは相変わらず、触るとこんな感じ。

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耳が倒れる。


でもイヤそうにしながらも、私の手にじゃれてくるんだよね。

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ミカはおもしろいねぇ。



明日の譲渡会、海とふたも参加するけど、

また海はご機嫌ななめになるのかな?

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海はここにいると穏やかなすごくいい猫なんだけどね。

行くだけ行ってみようね。


      

  


「子猫・成猫譲渡会」

平成24年9月16日(日)11:00~16:00

場所:番町市民活動センター

↑クリックすると地図が出ます


2012/9/15

前回の譲渡会では2匹のトライアルのうち1匹が返ってきてしまい、

結局1匹だけという惨憺たる結果に私のがっくり度も増して、

今回は譲渡会始まる前からすっかり気弱になっていた私。



全員連れて行ってもどうせ決まらない、

何匹かかいつまんで連れて行こうか・・・・



それでもアラレさんが、

―――1匹でも決まると嬉しいです。がんばりましょうねd(^^)b 

とメールをくれたので、


そうだ、1匹でも決まれば良しとしよう、と思い直し、
全員連れて行くことに決めた。


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前回から参加のルイくん。ハナクソかわい~



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動物病院からナナシちゃん



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3兄弟



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名前がステキな「アキラくん」はご機嫌ナナメで唸りっぱなし。
でもみんなからかまってもらえてたね!



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飼い主さんが病気で新しい里親さんを探さなければならないレオンくん・・・



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海とふた。今回は唸らず寝ていた海、えらい!



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プッチとモーモーも寝てばかり

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ミカも一緒






今回は子猫22匹、成猫4匹、合計26匹!

 あ、あいかわらずたくさんいるなぁ・・・


ノブコさんところの、あの顔に変わった模様のある長毛の女の子は、
ネットを通じて申し込みが来ていた。

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あの子(仮名~レナちゃん)は私のお気に入りだったのだけれど、
申し込みをしてきたのはひとり暮らしの29歳の男性、しかも部屋でを飼っているという・・・

(び、、、微妙だ、、、、)

その男の子に譲渡会会場でお見合いをしてもらったのだ。

結局そのレナちゃんを入れて、この日は7匹のトライアルが決まった!!!!



7匹という数字は上々だぞ~    




なんとその中にはプッちゃんも!!!


プッチは友人が紹介してくれたご家族に気に入ってもらったのだ。
なんとそちらは、

アメショー、アビシニアン、ロシアンブルーと純血種ばかりを飼われているおうち。



~ここから譲渡会会場で仲間との会話

「黒猫が欲しい人を友達が紹介してくれたの!でうちのプッチを決めてもらったの~」

「そりゃー純血種に黒猫はいないもんねぇ~」

「・・・・・・なるほど


そうか、黒猫バンザイだ!



      




私はプッちゃんが決まったことがものすごく嬉しかった。

アラレさんはゲージや猫の運搬係りをしてくれて、
譲渡会がおわったあとも、バレエのお稽古(次の舞台の振り付け)に行く私の代わりに猫達の夕ご飯を引き受けてくれた。
おかげでこの日も無事に1日が終わった。

1日の終わりにアラレさんへとお礼のメールを入れた。


―――目標の1匹が決まりましたね!



3ヶ月かかってやっと2匹、、、
海やふたはあの通り見た目の条件も悪いし、
モーモーもすっかり大人の体型になってきている、
そしてまだ時間はかかるだろう。

だけどこうして1匹ずつ決まっていけばいいんだ、
いつか理解のある里親さんだってあらわれるだろう、、、

ただアラレさんのお手伝いや励ましがなかったら、
続かなかったかもしれない、この先だって・・・

アラレさんへの感謝は言葉にできないほどだった。



私はiPhoneのSiriを使って、メール作成をしていた。

―――一歩一歩頑張っていきましょう・・・


そう言葉に出しながら、自分がだんだん涙声になっていくのがわかって困っていた。




      


譲渡会に遊びに来て下さった皆様、ご寄付をいただいた皆様、Sさん、
譲渡会の宣伝とご紹介までくださったTさん、
本当にありがとうございました。


2012/9/16

タンクトップで寝ると朝寒いなぁ・・・



陽だまりに猫寝そべりて夏終わる おまえは秋が聞こえているか


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モーモー




      



プッチのトライアルが決まってから

私はアラレさんが買ってきてくれた新しいおもちゃを、
まだ開封していなかったことを思い出し、
大急ぎで開けて出してあげると早速プッチが真っ先に飛びついた。


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すごいね~~いいね~~~プッちゃん!


うちにも似たようなのがあるけど「なんちゃって」なのでヘタってて遊びづらいけど、
これは袋の入口部分が自立して猫が入りやすいし、いいのだなぁ~~


お魚までついてるじゃーん。

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プッチもモーモーも大喜びで遊んでくれている。

アラレさん、好評だよ~~~


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全体像





これもアラレさんが買ってきてくれたケリケリ人参。

アラレさん、いつもありがとう


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プッチのお届けはその翌朝。



そちらのお宅の先住猫ちゃん達の見事なこと。

いちばん近くに来て、興味津々でじっとプッチを見続けていたのはアメショーくん。


アビシニアンは気難しいおばあちゃんだとか。


ロシアンブルーは鳩が豆鉄砲みたいな顔して私を見ていたっけ。



そんな中でプッチはまったくお構いなしで、
怯えも隠れもしないで辺りを探検・・・・


どうかトライアルがうまくいきますように!!!



2012/9/17 プッチお届け

27匹の多頭飼い崩壊猫達の里親さんからは、今でも時々メールをもらう。



いつもコメントをくれる坂ちさんは、
その中の「フジコちゃん」の里親になってくれた方。


先日もフジコちゃんの写真を送ってくれた。
坂ちさん、ありがとう



里親さんからの幸せそうな猫達の便りは、苦労した私達へのご褒美。


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多分ベッドの上であろうくつろぐフジちゃん


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おねむかもいれないフジちゃん


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まさにおねむのフジちゃん(笑)

 
このお鼻のアップがたまりましぇん!!!



フジコ、なんだか顔が変わったみたい。

すごくしっかりした顔つき、貫禄さえあるような。

坂ちさんの話によると、最近急に甘えるようになったとか。
やっと本当の意味で慣れてくれたのかな?
一度はトライアルに失敗したフジコちゃん、自分の居場所を見つけられて本当に良かったです。






こちらはリクくん

リクも毛並みがふさふさになって、なんて美猫になったんでしょう~
ノルウェイジャンみたいだよ!


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リクが行ってから、こちらの里親さん宅では猫の預かりボランティアをしているようで、
リクくんはどんな猫が来ても、よいお兄さんの役割を果たしているという。


みんな当時はビクビクおどおどしていたのに、
おうちの子になって、一人前に扱われて、
随分変わったと思う。

本当にいい子になったね。

本当によかった。


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ただ


その中で相変わらず人に対して硬直した態度の子がいるのだと聞いた。

幸い先住猫ちゃんとは仲良くやっているいようだけれど、
里親さんは今でも引っかかれてキズを作っているという。


どうしてかな、、、それほど臆病な子だったのだろうか。

あれからもう随分経つのに・・・



あきらめずに向き合ってくれている里親さんには感謝しきれない。
時間はかかっても、いつかその子もわかってくれるといいのだけれど、、、
いや、わかってくれると信じています。

なにもできずにただ祈るばかりですが。






このあいだは三日月がきれいだった。

細い細い三日月って猫の爪みたい・・って思うのは私だけかなぁ。


三日月





三日月は恐かった日のきみの爪 幸せならば満月になれ



2012/9/19




これはムッタくん


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「ロク」改め「六太(ムッタ)」


この前に紹介したリクと似ているけれど、性格はロクの方がおどおどしてたかな


「あいかわらず逃げ回ったり人間にフーシャー!言いまくるんですが、
 
 寝起きにはあっさり捕まるようになり、
 
 ブラッシングしたり爪切りさせてくれるようになりました」


だそうで。



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ブラッシングのあとは缶詰めもらえるので、甘んじて受け入れているとか。
おお、ブラッシングの抜け毛ですな。



「まだまだスリスリしに来てくれそうにないですが、

 ムッタの顔を見ているだけで毎日幸せを感じます」




じーーーーーーん・・・

ありがたいことでございます。





ブラッシングといえば、

埼玉に行ったやよいちゃん、、、、ブラッシングをさせてくれなくて、背中に甲羅のような毛玉ができてしまい、、、

やむなくサマーカットにしたという衝撃の写真を送ってもらった。


それがコチラ。


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びびび・・・びっくりしたよ~~~~!!!



だってやよいちゃんってこんなんだったのが↓↓↓

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これですから~↓↓↓

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でっ、でも、

今はお昼寝から覚めるとニャーと鳴きながら「撫でて~」と来るようになったとか。


そのうちブラッシングもさせてくれるようになって、
もとの美しい長毛のやよいちゃんになるだろうなぁ。


(やよいちゃんの里親さんはいつも実に嬉しそうに長文のメールをくれます)




こちらはサブくんあらため「ハル」くん。

先住猫のムゥちゃんとかなり接近したと言って、
里親さん一生懸命シャッターチャンスを狙ってやっと撮影に成功したという写真を送ってくれた。

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朝晩のご飯の時には台所で鳴いて催促されるので、
ついあげ過ぎてしまいコロコロしてきたのだとか。

ムゥくんとの接近具合、イイ感じじゃないですか。


これからは何かとくっつきたくなる季節。
いずれ猫団子が見れるといいのですけどね。


    



いつでもさよちゃんとちやちゃんの元気な様子が見れる、

くろねこルゥさんのブログうさぎな猫たち



リクの里親さんがお家のにゃんこや預かりにゃんこのことを綴ったブログ我が家まま






ありがとうございます。

幸せな猫達を見ると幸せになります。


・・・・・・・・・

先日昔の上司と飲んだ時に、

猫をすすめる私に上司曰く、

「動物飼うと死ぬのがかわいそうだから」
(私もやたらめったら誰かれかまわずすすめているわけではありません)


死ぬのはかわいそうかもしれないけれど、

何もしないのはもっとかわいそう、、、

どうか「猫だすけ」と思って・・・・

(いや人だすけでもある)



猫と暮らしてみませんか?




2012/9/27






ノブコさんが保護してくれた兄弟のうちの、
顔に変わった模様のあったあの長毛のメス(レナちゃん)は、
譲渡会でお見合いに来てくれた犬を飼ってるOさんにトライアルしてもらうことにした。


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Oさんの飼っている犬はシェルティーだった。

「シェルティーかぁ


シェルティーとはコリー犬の小さいやつ・・中型犬だ。
名前は「そら」くんといった。
犬を見たことのないレナちゃんにとって、シェルティーなんて怪獣みたいだろうな・・・。
でもその前に、私には「犬を飼っている」ということが引っかかっていた。



私がまだ里親探し活動駆け出しの頃、


家の前に子猫を展示して高校生が次々ともらってくれたことがあった。

その記事はコチラ

その時は猫の譲渡の仕方もよくわからず、
その場で猫を渡し、あとで家庭訪問をする形をとっていた。


猫をもらってくれたひとりの女の子の家にいくと、女の子は留守で、
出てきたおばあさんが

「子猫はあんまりかわいいので、母親と一緒に親戚の家に見せに連れて行った」

と説明してくれた。


家族ぐるみでかわいがってもらえているんだな、ならよかった、、、
そう思ったのだが、
そのお宅のリビングにミニチュアダックスがいることに気がついた。

ミニチュアダックスはサークルに入ってじっとおとなしくしていた。


・・・多分私があげた子猫が来る前は、
この子がこの家のアイドルだったに違いない、

そう思うと、なんだか複雑な気持ちだった。


レナちゃんをトライアルする男の子は一人暮らしだ、
一人暮らしならなおさら、ペットに関わる時間は猫と犬では二分されてしまうだろう、、、


私はあの時のミニチュアダックスを思い出していたのだ。


     



かのんさんは犬1匹と猫3匹を飼っている。
犬と猫を飼っているかのんさんに、私は今回のケースを相談してみた。

「先住猫ならいいけど犬だと遊ぶ場面が猫とは違う、
 時間のかけ方がそれぞれ半分になり、
 どちらかへの愛情が薄くなるんじゃないか」

そう言うとかのんさんはこう言い切った。

「それを言うなら犬も猫も関係ない、頭数が増えただけ愛情は等分される」と。


―――そうかわかった、
ならば「犬がいる」ことを断る理由にするのは辞めよう、
その代わり条件をつけてもいいんじゃないか、
私はOさんに「レナちゃんをお譲りするにあたって条件があります」と切り出してみた。


その条件とは


レナちゃんを飼うことになってもソラくんの散歩の回数や散歩の時間が減らないこと

レナちゃんがいるせいでソラくんがゲージの中にいる時間が増えないこと


最終的にはOさんの留守中もソラくんとレナちゃんが(ゲージに入らずに)二匹仲良くお留守番出来るようになって欲しい、
それができて初めてトライアル成功としたいと思いますが、
それでもよろしいですか?と。



こんなことを言ったらどんな返事がくるだろうか、
飼っている犬のことまでとやかく言っては、
もしかしたらせっかくの里親さんを逃がしてしまうかもしれない、
この里親日照りの時に・・・

でもそれで断ってくる人ならそれまでだ、
それに・・・たとえOKをもらってもこのトライアルには時間がかかるかもしれない、
時間をかければレナちゃんも大きくなって次の里親さんが見つけにくくなる、
でもそれも覚悟の上だ・・・


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そして

Oさんから来た返事はこうだった。

「けむさんがたくさんのリスクを承知の上でこのようなチャンスを与えてくださったこと、
 重く受けとめるとともに本当に感謝しています。
 ありがとうございます。
 
 あのとき勇気を出して連絡してよかったと思っています。
 内心断られるだろうとドキドキしていました。」



OさんはOさんで、単身で犬を飼っている自らの条件の悪さを気にしていたのだった。
そして私の条件を理解してくれた。
Oさんからの返信は私の想像以上のお返事だったのだ。

「けむさんが犬も好きでよかったです」と。




「是非そらと自分に会いに来て下さい」



Oさんにレナちゃんを託すことに、もう迷いはなかった。



2012/9/23



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