2009年7月、

家の近所で子猫の鳴き声が聞こえていた。
子猫はお隣とわが家の狭い隙間にいて、深夜、お隣りと一緒に挟み撃ちで捕獲しようと試みたのだがその日は失敗した。

翌日、隣りの奥さんが捕まえてくれたのだが、私が戻る前に逃がしてしまい、

また翌日、今度は私がまったく別の場所で白黒の子猫をひとりで捕獲した。


その子はひどいダミ声で、捕まえ損ねていた例の子猫と声が似ているなぁと思っていたところ、
なんと偶然にも同じ猫だったことが判明。
お隣の奥さんが確認してくれた。



白黒で白の多いハチワレの女の子だった。

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親からはぐれたのか、捨てられたのか、
泣き続けたあげくこんなダミ声になったのだろう。

私はその子に「そよちゃん」と名前をつけ、いつものように里親募集をすることにした。
やがてダミ声はかわいらしくてしおらしい声に戻った。
ただものすごく臆病で、うちの子達とはよくじゃれて遊ぶけれど私にはなかなか慣れず、
いつも抱っこしようとしてもヒョイと逃げられてばかりだった。

同時に里親さんもなかなか見つからなかった。




そのうちそよちゃんの月齢は7~8ヶ月になり、その年の暮れには発情期を迎える。
私はそよちゃんの里親探しをほぼあきらめ、やむなくうちの子にすることにした。


避妊手術をした日、そよちゃんは不安そうな目で私を見ていた。

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2009/12/26



年が明けて2月、

市の動物愛護館で「猫の日」のイベントに「譲渡会」をやらせてもらった。
それくらいの時期は子猫はほとんどいないため、成猫の譲渡チャンスだ。
ところがこの日、譲渡会に参加させる予定の成猫さんがなかなか来ない、
お客様も「猫はこれだけ?」という感じになったので、急遽そよちゃんも譲渡会に参加させることにした。
万が一ってこともある。
そよちゃんはゲージの中で微動だにせず固まっていた。


するとなんと、そこでそよちゃんを気に入ってくれた親子がいたのだ。
そよちゃんは相変わらず私から逃げ回っていたが、ご飯を食べている隙に後から触ることはできた。
そのお宅にもまずはお試しをしてもらうことにした。
ガンバレそよちゃん!
私は祈るような気持ちだった。


するとその翌日、案の定なメールが来てしまった。
そよちゃんが家の中の人の手の届かない場所にはいってしまい、
やっとのことで引きずり出したがおしっこまみれ、
なんとか洗ってやったけどこれではかわいそうだからお返しますと・・・・


あぁ、、、やっぱり・・・ガックシ・・・



仕方がないので迎えに行こうとしたが、
その日どうしても時間がとれず、お迎えの日を延ばしていただいた。

すると翌日再び里親さんから、
「少し落ち着いてきたのでもう少し様子を見ます」とメールが届く。

私はもういちどそよちゃんの可能性にかけてみることにして、里親さんに託すことにした。



2010/2

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