突然ほたるちゃんの里親さんからメールが届いた。

先週末、ほたるちゃんが脱走してしまい、今日になってもまだ帰ってこないということだった。


「このような状況で私達は何かしておくべきことがありますか?」


ほたるちゃんはしばしば隙を伺っては玄関から外へ出ることがあったようだ。
いつもはニャ~と鳴いては戻ってきていたので、
今回もすぐに帰ってくるだろうと思ったのだろう、、ギリギリの気持ちで私に連絡をくれたのだ。


私はとりあえず市の指導センターへ問い合わせて、
該当する猫が持ち込まれたら連絡をもらうようにとアドバイスした。

「猫はそんなに遠くに行きません、無事であれば必ず見つかります。」

里親さんにはそう言って心配をやわらげておいた。
私はうっすら(捕獲器出動になるかもしれない)と思っていた。


ほたるちゃんの里親さんは隣りの町内だ。
もしやあっこちゃんが餌やりをしている公園に姿を現しているかもしれない。
私はまず最初にあっこちゃんに連絡をとってみた。
ここ2~3日の間に、見慣れぬ白猫を見かけていないかどうか、、、、

するとあっこちゃんからもらった情報は最悪なものだった。


おととい近所のN動物病院に車にひかれた猫が運び込まれて、
その日あっこちゃんは病院へ確認に行ってきたばかりだと言うのだ。
病院から連絡を受けて、公園の猫かどうかを見に行ったのだった。


私「その猫って真っ白で、頭にさっとハケで塗ったような黒い模様がある猫だった?」

あ「真っ白で尻尾の長いまだ1~2歳の若い猫でした。頭の模様はどうだったかなぁ・・・」



事故に遭った日はほたるちゃんが脱走した日と重なっていた。
事故に遭った場所もほたるちゃんのうちのすぐ近くの道路だ・・・

私はすぐにその猫が運び込まれたN動物病院へ電話をしたが、
市の焼却場へ運んだばかりだと言われ、
今度はあわてて市の動物指導センターへ電話をする。


「N病院から持ち込まれた猫の特徴を教えて下さい!」




それは紛れもなくほたるちゃんと一致していた。

私は里親さんに最悪のお知らせをしなければならなかった。




それにしても、かくも猫というものは、なぜこんなにすぐに車に轢かれてしまうのだろう。

そよちゃんといい、、、まだここに書けずにいるあの子といい、、、、、




里親さんは、翌日動物指導センターへ確認に行き、

「やはり・・・ほたるでした」と電話をくれた。


ほたるちゃんは車に轢かれたばかりのところを、後続車の人がすぐに病院に運び込んでくれたので、外傷はほとんどなくきれいなままだったようだ。


電話だったので里親さんの表情はわからなかったが、

行方不明のままでいるよりあきらめがついてよかった、
今回のことを教訓にして次に生かしたいと思う、
春になったらまたお世話していただこうと思う、
その時はまたよろしくお願いします、

と言っていた。



まだ1歳半くらいだった。
手をかけて幸せにこぎつけた子を亡くすのは私も口惜しい・・口惜しくてならないが、
短い生涯でもあたたかく健やかに暮らせたことでよしとするしかないのだ。

DSCF0833.jpg



ほたるちゃん、2011年2月6日虹の橋へ








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