子猫を手渡されて、私の頭の中はぐるんぐるんしていた。


「なんで私が~~~~



とずっと心の中で叫んでいたけれどもどうしようもない。

家に帰って、かのんさんに今日のことを報告しがてら、子猫の処置を相談した。


今日一緒にいたモモさんは、一旦私を家まで送り届けたあと、
夜中に子猫用のミルクを探して走り回ってくれた。

しかし深夜に開いているドラッグストアにもコンビニにもミルクはなかった。



そこでかのんさんや猫を手渡した先輩に言われた通り、
まずペットボトルにお湯を入れたものにタオルを巻いて湯たんぽを作り
ミルクの代わりに豆乳にはちみつを入れたものを注射器で飲ませることにした。


はちみつ豆乳ミルクは、少しだけ口に流しむと、それ以上はいやいやされて飲んでくれなかった。
その代わり子猫はペットボトルにしがみついてスースーと寝てくれた。


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私の見立てによるとどうも男の子のようだった。
尻尾が「チョロギ」のようにクリクリッとうねっているので、
私はその子に、

「チョロくん」

と名前をつけることにした。



かのんさんは病院のスタッフさんに連絡をとってくれて、
明日の朝、開院前に連れていっても預かってくれることになった。


スースーと寝てくれたチョロくんを見ながら、とりあえず緊急事態は脱したとは思ったが、


この子はいずれ自分が預かることになるのは間違いない、
今日はとんだ災難だった、という気持ちはぬぐえなかった。


はぁ~~~またこんなチビ助をお世話するのか、
でもしばらくは病院に預かってもらえるし、
それまでに今いる子猫を里子に出してしまわないとならないぞ、

そう思うとどんよりとした気持ちになった。




そして翌朝、出勤前に自転車を走らせて、チョロくんを病院へ預けたのだった。




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しかしそれから4日後、




病院から連絡があったのと、それに気づかず私が病院に行った日に、

「すみませんけむさん、あの子ダメだったんです

と聞かされた。



結局チョロくんの命はつながらなかったのだ。





私は病院のスタッフさんに自分の最初の処置が悪かったのかと聞いてみたが、


多分親が産みっぱなしにして初乳も飲んでいなかった、
ミルクを全然飲まなかったからだと説明された。






あの夜は生命力ある子だと思ったのに・・・

災難だなんて思ったから神様が助けてくれなかったのか・・・


複雑な気持ちだった。




私はチョロくんに「ごめんね」と言って、
その小さすぎる身体をひとなでしてお別れをした。





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エチカさんのところのへその緒トリオはどうなっただろうか。


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・・・3匹はエチカさんの必死のお世話で順調に育っていた。

やっと目が見えるくらいになっただろうか、
まだ耳が丸くて猫らしくなっていない、かわいいというにはややはばかるが。(笑)




みんな、チョロくんの分までがんばって育つんだよ。


2011/7/10



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