例の近所のおじさんの家で、3匹の子猫を預かってもらってからだいぶ時間が経っていた。


8月後半は暑さも厳しく、時折その子達が気にはなっていたが、
それでなくても人慣れがイマイチだったレミちゃんがいたのに、
更に新しい子猫を連れてくることがはばかれたため、
お届けが済むまでは、と我慢していた。

9月あたまにやっとこさレミちゃんのお届けが済むと、
おじさんの家へ子猫を迎えに行った。



するとおじさんからいきなり、

「1匹死んじゃったよ」

と聞かされた。



えっ!?

・・・・・・


どうして???





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死んだ子猫にはお花とお線香があげてあった。

その子が死んだのは、、、その日の朝だったのだ。





「やっぱりその子がいちばん弱かったからなぁー」







おじさんはけして猫を粗末に扱っていたわけではなかった。
しかし、もともとおじさんにとって猫というのは、所詮野良って生活している生き物で、
医者に診せるとかいう感覚はなかったのだろう。

私がもっと早く迎えに来ていたら、
その子は死なずに済んだのかもしれなかった。

なんていうこと・・・・


私は死んだ子猫に手を合わせ、残った2匹を連れて帰った。






2匹はオスとメスで、そのオスの方はメスに比べて異様に痩せていた。

背中の背骨もはっきりわかるし、みぞおち部分の変な骨まで感じる。
その子はひどい下痢をしていた。


おじさんは子猫と一緒に子猫用のウエットフードをたくさん持たせてくれた。

「すごいよく食べるよ」


よく食べるのになぜこんなに痩せてるいるんだろう?

私は仲間のエチカさんやかのんさんに症状を説明して相談してみると、



「もしかして腹膜炎じゃないの?」 (by エチカさん)


「コロナウィルスかもよ」 (by かのんさん)


ぞ~~~~~~~~~~~~~~~っ!
(腹膜炎もコロナウィルスも死に至るおそろしい病気です)




それでなくても今日、死んだ兄弟を見て来たばかりなのに・・・・






これはやばいぞ、この子まで死んじゃうかもしれないじゃないか、
私は大慌てで病院関係のかのんさんに頼み込み、
翌日の診療予約を入れてもらったのだった。



しかしおかげさまで深刻な病気ではなかった。
下痢を止めるお薬と駆虫薬をもらい、1週間で症状は改善していった。


私は下痢していたオスに「ピースケ」、メスに「ララちゃん」と名前をつけた。

下痢してた子にピースケって・・・


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ピースケ

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ララちゃん・・・耳倒れてます・・・



ララちゃんは野良の子らしく、臆病ですぐに隠れてしまう子だったが、
ピースケはまるで正反対の人なつっこい子だった。
私はピースケの下痢がよくなると、すぐにゲージから出して自由にさせることにした。

それでなくても痩せたピースケはヨタヨタしている。

保護してからずっと迎えに行けなかったせいで、
長い間狭いゲージ暮らしをさせてしまってかわいそうなことをした。

なるべく元気に走りまわさせて、2匹に筋肉をつけてあげたかった。





そしてもう1匹残っているというこの子達の兄弟。


まだ月齢は2ヶ月程度だけど、保護が遅くなればそれだけ条件は悪くなる。
その子が男の子ならばおじさんが餌やりをしてくれる猫が1頭増える・・・で済むかもしれない。


でも女の子だったら・・・・





私はもう一度おじさんのところへ捕獲器を持っていき、
その子を捕まえてみてくれないかと頼み込んだ。


おじさんは、

「やってみるよ」

と再び捕獲器を預かってくれた。


2011/9/7

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