ハルは白黒ハチワレのオス猫だった。


里親さんが見つからず大きくなってしまい、
図体はデカいのにあとから来た里親募集の子猫達と精神年齢は一緒で、
子猫と一緒になっておもちゃに突進してくるような子だった。

無邪気で子供っぽくて、私が「ダメ」ということを何度もしてしまうおバカ猫・・・






chihiroさんにセッションをやってもらったその日、
家に帰ってから思い出したことがあった。


それはchihiroさんがハルの言葉を語った時に開口一番、

「ハナクソって言われたって、ハナクソついてる、ハナクソ取れないねって」

と笑いながら言ったこと。



ハルは鼻の下に黒いシミがあったのだ。

(そんなこと言ったかな・・)
とは思ったけれど、それはchihiroさんに渡した写真でも確認ができたし、
それくらいのことは言ったかもしれない、くらいにうなずいていた。

それほど緊張して、その場では色々なことを思い出せずにいたのだ。





でも家に帰った途端思い出した。


そうだ、私はハルのこと、最初はずっと「ハナクソ」って呼んでいた。

本当はハナクソだからハナって名前にしたかったけど、

男の子だから「ハル」にしたんだ!


haru.jpg




ああ、本当にハルだった。


あの言葉は間違いなくハルの言葉なんだ・・・



      




私はあの日から、うちの猫達がなんだかより近く感じて、
いつもよりたくさん話しかけるようになった。
というか、話しかけたくなっていた。

chihiroさんのアニマルコミュニケーションを経験して、
少なくとも言葉は伝わっているに違いないと感じている。


それは本棚に写真を並べている亡くなった子達も同様だった。

亡くなった今でもこの子達は皆私の傍にいてくている。
そして傍にいてもらえるとしたらそれは、
死を看取ってきた私がその時その時後悔してきたことのすべてを赦してもらえた気がして、

少しだけど心が軽くなっていた。






2012/1/17
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