以前親友のHちゃんに猫が欲しいお友達を紹介してもらって、
黒猫ちゃんとお見合いをしてもらったヨーコさんという人がいる。
(残念ながらお見合いは失敗しました


友達の友達なのでもう友達みたいなものだけど、


そのヨーコさんが相談にのって欲しいというので話を聞いてみたら、
ヨーコさんが餌をあげている外猫さんのことだった。


世間一般的には家の近所の野良猫に餌をあげているだけでビクビクするらしい。
「野良猫に餌をあげてはいけません」
というルールがまかり通っているからで、近所の人から非難されるのが恐いからだ。

ヨーコさんも実は3匹の野良猫ちゃんを世話していて、
このまま餌やりを続けていいものか、と相談してきた。



いえいえ、どうか続けてあげてください。

その代わり、捕獲して不妊手術をすればいいんです。

今のままではそのうち子供が産まれ猫は増え、

たとえヨーコさんが何もしなくても野良猫公害が発生する。

ヨーコさんはそれを現状で阻止することができます。

ヨーコさんは非難されるどころか、感謝される立場になります。




そう説明すると、ヨーコさんはすぐに納得してくれたので、
私は捕獲器を持ってヨーコさんの家を訪ねた。




するとヨーコさんの家の玄関先には・・・

まるで宅配便のお届け物のように箱に入った猫がいた。



「・・・この子は?」


それはヨーコさんが餌をあげている3匹のうちの1匹で、

大型ゴミの日に家の前に椅子を出しておいたら椅子の上に乗ってきて、
(椅子はふかふかしたシートばりのものだったらしい)
今度は試しに箱を置いたらその箱にはいるようになった、というのだ。

近づいても「シャー」とは言うが逃げようとしない・・・・


グレイの変わった色で、すごくかわいい顔だった。





ヨーコさんに捕獲器の使い方を説明してその日は帰ったが、
私はそのグレイの猫が気になって仕方なかった。

寒い寒い吹きっさらしの玄関で、
たとえ毛布の小切れを入れてもらった箱であっても、
他に暖を取るところはないのだろうか?

・・・・・・・・・・・・


      



まもなくヨーコさんから、
「グレイちゃんが捕まった」と連絡があった。

普通は野良ちゃんの避妊手術は日帰りが当たり前なんだけど、
ヨーコさんはその子を1週間獣医さんに預け、抜糸をしてから引き取ることにしたと言う。


私はつい

「その子をしばらく預からせてもらえますか?」

と言ってしまった。

その日もまた、あの大寒波の前の日で、
グレイちゃんが玄関の吹きっさらしの箱に戻るかと思うと切なくてならなかったのだ。

それにあれだけ近づいても逃げないのなら、
もしかして慣れる可能性があるんじゃないか?  




かくして病院から家に来た「グレイ」ちゃん。

私の期待は・・・・・・・・・・・・・・・・・・甘かった。


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2012/2/4

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