79歳の大花さんのところに行ったゴルビのおかあさんこと「ココちゃん」


2週間後、大花さんから「この子でいいですよ」とお返事をいただいた。

   ヤッターヤッターヤッター

 

カスミ荘のママは大安堵。
「いつ帰ってくるかしれないと思ってハラハラしてた」そうだ。



とりあえず再び様子を見に行ってみる。
大花さんの家のお宅にあがると、

ココちゃんはなんと扇風機型の遠赤外線暖房器の前に、ゴロンと横になってくつろいでいた。

DSCF5695.jpg
 


私を発見すると「ニャー」と鳴いて、立ちあがろうとするので、

「いいのいいの、そこで寝てていいからね。ココちゃんあったかくていいね~~~」

余りに幸せそうな待遇に驚き、そして、



数週間前には公園にいた子が、こんな暖かい場所で大事にされてるかと思うと、


じーーーーーーーーーーーん 


・・・・・・・・・・・


しかしながら私は念のためもう一度、

「その後娘さんはどうですか」 と聞いてみた。


私は最悪の場合、つまりココちゃんと娘さんだけになった時に、
娘さんがココちゃんを生涯最後まで飼ってくれるどうかがいちばん気になっていたのだ。


「あの~娘さんは大花さんが旅行や家を空けた時にお世話をするだけでなく、

 たとえば・・・(言いにくい・・・)長く療養した時とか・・・・(言えない・・・)

 とっ・・・とにかく、もしもの時に捨てちゃうとかよそにあげちゃうとか、
 
 そんなことはないですよねぇ・・・」


やっとのことでそう言うと、大花さんは、

「大丈夫ですよ。」とにっこり微笑んだ。




ま、、そうだよな、普通そう言う返事になるよなぁ・・・・



その時私は隣りの部屋に、段ボールで作った猫ハウスのようなものを発見した。

その猫ハウスにはテプラで「ココの家」と書いてあり、
まわりにかわいいシールがペタペタ貼ってあった。


もしや?これは・・・・


DSCF5697.jpg




「娘が作ってくれたんです」



・・・なんと!




実際のところはわからない。

私がいる時はココちゃんがすり寄っていくと、

「きゃーちょっと~~~なんとかしてぇ~」

などと嫌がるそぶりを見せる娘さんだった。


でもココちゃんのようにベタベタする猫に、
毎日すり寄られて嫌なはずがない、、、

だいたい猫と暮らして、
猫がかわいくないはずがないんだ



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


私にはもうほのかな安心感が生まれていた。

ココちゃんは大丈夫だろう。

ココちゃんはお年寄りの大花さんにとっても、
独身の娘さんにとっても、
癒しの猫に違いないのだから。



2012/2/18
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