昨日猫ボラ仲間のホリさんからメールが来た。

ホリさんは50代の男性で、郊外の田んぼの広がる地区に住んでいる。
男性ながら、家の周りの野良猫の捕獲を一手に引き受け、子猫の里親探しもやっているすごい人だ。
自宅には捕獲器が3台、お手製の猫を捕まえる「タモ」まで持っていて、
以前私はなかなか捕まらない母猫の捕獲を手伝ってもらったことがある。

それ以来のお付き合いだった。




そのホリさん2月の譲渡会で、サブちゃんという子猫の里親さんをやっと見つけた。


サブちゃんは、その前の暮れの譲渡会でも別の里親さんに見染められ、
「いい里親さんが見つかったねー」と喜びあったのにもかかわらず、
数日後ののち返されてしまっていた。

理由は「慣れないから」

DSCF4773.jpg


そう、サブちゃんは警戒心の強い猫だった。

サブちゃんは去年の夏、
ホリさんの勤務先の近くの河川敷で野良っていた母猫が連れていた3匹の子猫のうちの1匹だった。

ホリさんは母猫を避妊手術し、3匹の子猫は保護して里親さんを探すことにした。
子猫はすでに4ヶ月齢ほどで、なんとか2匹の里親さんを見つけたものの、
サブちゃんだけはなかなか人慣れができず、、、

ホリさんは私にこう相談してきたほどだった。


「この子はどうしても人慣れができない。リリースした方がいいだろうか」と。

リリースする場所はもといた河川敷になる。
そこには餌やりさんがいるわけでなく、その後の生活の保証はなかった・・・


ホリさんは悩みながらもサブちゃんをゲージ飼いし、地道に里親さんを探すことにした。


何度も新聞に掲載したり、
私もサブくんが心配でマメに譲渡会の開催をお知らせしていたのだが、
ホリさんもあきらめずに必ず譲渡会に参加していた。

そして2月の譲渡会の時に、再び見染められてサブちゃんは里子に行ったのだった。




そのホリさんからメールとは、もしや「また返ってきた」というのか・・・


DSCF4778.jpg


いや違った、そのメールは喜びの報告だった



「サブちゃんのその後」


サブちゃんの里親さんから電話がありました。

最近急に慣れだして、ご飯をおねだりするようになるし、

膝の上にも乗ってくるようになって、とても甘えてくるようになりましたと言って、

とても喜んでいました。

始めの3週間くらいはまだ警戒心があって心配していましたが、

もう大丈夫です。

色々お世話になり本当にありがとうございました。




ホリさんからメールが来るのはすごく珍しいことだった。

よほど嬉しかったんだろう、わざわざ報告して来るなんて。

そしてその報告を読んで、もちろん私も嬉しかったのは言うまでもない。





どんなに馴れないと思われた子も、ある時急に箍(たが)が外れたように甘え出すことがある。

里親さんがどんなふうにサブちゃんに接したかはわからないけど、

猫は(動物は)ちゃんと心が通じるものだと思っている。



そしてホリさんのように、けしてあきらめないこと。
あきらめない心はちゃんと天に通じるのだ。



ホリさん、サブちゃん、本当に良かったね。


2012/3/13
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