2009年4月のこと。

ある日いつもの猫おばさんから電話が。
猫おばさんからの電話は突然で、そんな時は必ず里親さんを探してほしい猫がいる時。
案の定、お腹が大きい子を捕まえようとして、関係のない子猫が捕獲器に入ってしまったという。


「すごいのよ、シャーシャー言っちゃって。でも私が一生懸命いい子いい子してるから、だいぶおとなしくなりました!
ちょっと大きいんですけどね、飼い主さん見つからないかしら」

「だってそんなにシャーフー言ってたら無理でしょ?」

「じゃあ手術して放すしかないかしら。まだ小さいんですけど」

「放すのがいいんじゃないですか?手術できるかどうか先生に聞いてみたらどうです?」

「そうですねぇ・・・」


私は本人(猫)を見てないから適当なことが言える。
それにそんなにシャーシャーいう子は、里親探しも難しいだろうと、、、、その頃は思っていた。
猫おばさんは気が進まない様子だったが、病院と相談し、結局手術をしてリリースすることになった。



ところがそれからしばらくするとまた電話があり、

「すごくおとなしくていい子になったんです。里親さん見つからないかしら?」

どうもリリースするのが切なくなってしまったらしい。
どれ、じゃあ見に行きましょうか、
と言って、結局預かってきてしまったのがこの子だった。

ひと目見て、私はその子に「リリコ」と名前をつけた。




家へ来るとほどなく、ご飯をあまり食べないことに気づいた。
どうも口の中に口内炎があることがわかる。

私の亡くなった愛猫~ケムリ~が猫エイズだった。
ケムリも若い頃から口内炎をわずらっていたから、もしやこの子も猫エイズでは?と疑うようになった。

であれば、長生きできないだろう・・・・


血液検査をしてもらい、もしもエイズだったら家で面倒みよう、

口内炎があるのならもう発症しているに違いない、

それであればもう長く生きられないだろうし・・・そう思って病院に行くと・・・
なんと血液検査の結果は「陰性」

(うそ?!)

エイズではなかったが、歯の一部が歯槽膿漏だというので、半分抜くことにした。
まだ生後5~6ヶ月くらいだったのに歯槽膿漏とはめずらしく、先生も首をかしげていた。

でもこれで里親探しはやはり困難になる。

「歯がない猫じゃなぁ」・・・・・





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