去年の暮れ海がもらわれる時に、


猫舎に来てくれたKさん親子に、私達はふたも一緒におすすめした。



「海ちゃんとふたちゃんは仲のよい姉妹です、一緒にお願いできませんか?」


私は頭の中でずっとイメージしていた、

海とふたが同じお宅に姉妹一緒にもらわれていくことを。



どんな人が来てもどんな猫が来てもまったく怯えることなく、
甘えるし、よく遊ぶし、くったくのない海に比べて、

マイペースで気まぐれで抱っこも嫌いで、他の猫に対しても好き嫌いがあったふた。

あとから来たぴーちゃんも何が気に入らないのか、逐一行動を見張ってあとをつけまわす始末。


目が濁っているだけでも分の悪いのに、
海のように人が好きな猫と一緒にもらってもらわないと里親探しは難しくなる、
ふたちゃんは絶対海と一緒のおうちへやるんだと。


IMG_0955.jpg

その時Kさんの奥さんは「一週間考えます」と言って、
海ちゃんだけを連れて行った。

一週間とは私が譲渡契約書を持ってお宅に伺うことになっていた期日で、
それまで考えさせてくれということだった。


    ・・・・・・


その日から1週間、私は毎日毎日手を合わせた。


神様ほとけ様ケムリ様

ああケムリちゃんお願い!

どうかふたちゃんが海ちゃんと一緒にいられますように

海ちゃんと一緒のおうちで暮らせますように

ふたちゃんも一緒にもらっていただけますように



朝目覚めるとすぐに考えるのはそのことで、

寝る前もそう祈りながら眠りについた・・・





そして一週間後、Kさんから

「妹ちゃんも引き受けます」

とお返事をいただいた時、、、、


どんなに嬉しかったか!!!    




海とふたを保護したのが6月、
それから半年もの間、
当時はまだ生後4~5ヶ月で子猫らしさも残っていた子達が、
すっかり成猫になってしまい、、

譲渡会に何度出しただろう、

IMG_1025_20121219222708.jpg


新聞広告にも何度出しただろう、、、

私は真っ先にアラレさんにKさんのお返事を報告して、

抱き合って喜びあった・・・



・・・いや実際は電話で話したので抱き合ってないけどね
気持の上では抱き合ってました。



アラレさん、ありがとう、
お手伝いしてくれた皆さんもありがとう、

そしてケムリちゃん、ありがとう。。。



      



年も押し迫った29日、
ふたちゃんを連れてKさんのお宅へ行く日、
アラレさんがたくさん嫁入り道具を用意してくれてあった。


猫舎のキッチンには忘れないようにとメモが置いてあった。



「海ちゃんへのプレゼント」

・赤い袋一式(→フードやパウチがたくさん入っている)

・爪とぎ(シマシマ猫の長いもの)

・赤い雪の結晶柄のベッド

・フタちゃん




最後の「フタちゃん」に思わず笑ってしまった。


(嫁入り道具は成猫でハンデのある姉妹をもらってくれたKさんへの心ばかりのお礼ですべてアラレさんが用意してくれたもの)

1229-4.jpg
赤い雪の結晶模様のベッドは、ファスナーで半分に分かれて2個のベッドになるというすぐれもの





海とふたは2匹一緒の里親さんのもとに行き、

大晦日の前日、

私はあとに残ったミカとぴーちゃんを連れて、
半年ぶりに自宅へ帰ることができたのだった。






2012/12/29
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