ジロちゃんムゥちゃんをお届けして数日後の朝、里親様から一通のメール。


2匹は今、念のため里親宅のリビング限定でトライアルしてもらっている。
ふたつあるリビングの出入り口の片方を塞ぎ、出入口をひとつにしてそちら側には鍵もつけてくれた。
ところがやはりうっかりはあるもので、うっかりリビングからジロちゃんが脱出、
それがなんとそのおうちの縁の下に潜り込んでしまったということだった。

そこのお宅の裏出口の上り框と地面の間に隙間があったんですね~


幸い縁の下から外には出られないとのこと。
それなら大丈夫だ、
たとえ縁の下でも、家の中にいることには違いない。
外に出てしまった場合に比べたら安心感がまるで違う。


仕事が終わると捕獲に向かった。



ジロちゃんがもぐりこんだのは裏出口側、私は里親様から懐中電灯を借り、キッチンの床下収納庫からもぐりこむことにした。
里親さん宅はなかなか大きなおうちなので、床下もなかなか広い、しかも細かく区切られていて迷路のようになっているので、最短距離で進めない。


そしてさすがに狭い・・・・


暗闇の中をほふく前進していくと、

頭の中に「インディージョーンズのテーマ」が流れる・・・・


チャーチャラッチャー
チャーチャラーー
チャーチャラッチャー
チャーチャラッチャッチャーー





すると遠くに影が動いた。

いた、ジロちゃんだ!


「ジロちゃん!」


でもジロちゃんは私がいる迷路から区切られた隣りの迷路にはいってしまった。その間には小さな隙間があって、その隙間は猫でなければ通れない。
つまりそこから先に私は進めなくなった。

そこでジロちゃんが抜けた隙間をこちら側からダンボールで塞ぎ、ジロちゃんがいる場所を小さな迷路側に特定する。

そして今度は小さな迷路側から入って捕獲する作戦にした。よしっ!

ところが・・・・




ジロちゃんがいる小さな迷路側の縁の下に入る隙間は、

どう見ても、

人間の頭がい骨より狭い・・・・つまりここから中に入るのは無理。





やれやれ。
やむなく捕獲器登場。(念のため持ってきた)



捕獲器を仕掛けて、、、





これで朝になったら入ってくれればいいけど。



帰り間際、
「ジロちゃんおばちゃん帰るからねー」
と声をかけると、


「グゥ」

と返事が聞こえた。


「おばちゃん帰っちゃうよー」


「グゥ」


「出ておいでよ」


「グゥ」


「ジロちゃん!」



「グゥ」





声はすれども声は動かず、仕方なくあとは里親さんにお任せすることに。



ムゥちゃんはというと、もうすっかりそこのおうちの子になっていて、リビングでのくつろぎ感ハンパない。

里親様は「この子達本当に兄弟なんですか?兄弟でこんなにも性格が違うものですか?」と。



違うんですね~~~~

猫も人間の子供も同じです。
みーんな違います。
100匹いれば100通り。



完璧馴染んでるムゥちゃん




翌朝、ジロちゃん無事確保。
やれやれ。


次の日も捕まってくれなかったらもう一度行こうと思った。

だって私しかジロちゃんが安心できる相手はいない。



縁の下と上で呼び合った時、ジロちゃんにとって私がゆいいつ知っている声の主だったことを思い知った。

猫なんていつも里親様にお届けして1週間もすれば、「この人誰?」になるのに、

お返事をしてくれたジロちゃんが愛おしかった。





いつかジロちゃんにもきっとここのお母さんもお父さんも、おねえちゃんもおにいちゃんも、
安心できる人間だってわかる時が来る。


だからジロちゃん、それまでがんばってね。



2015/12/15
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コメント

  1. ちわここぱぱ | -

    ジロちゃん大変だね
    でも頑張れ~
    頑張れ~

    ( 08:12 )

  2. けむ | -

    Re: タイトルなし

    ぱぱさん、ありがとう~
    ジロちゃん、色々ピンチです^^;
    がんばれ~~~!

    ( 16:08 )

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