お届け翌日、里親様からメールがきた。


「昨夜少し部屋に出したら、本棚うしろの隙間に入って全然出て来なくなってしまい大変でした。
とりあえずもう少しケージの中で過ごしてもらいます。本棚の隙間と見落とした部分も入りこまないよう直しました。」


なるほど。


でも最初はそんなもんだ。
ご夫婦の部屋はすっきりと片付いていたし、隙間に入っても心配なことはない。

「猫は最初は探検したいものです。最初は距離を取って遠くから見るのも必要です。放っておくといいですよ」

「ケージ以外にもお部屋に一時避難場所を作ってあげるといいかもです。段ボールに穴を開けたようなものでいいです」と。


奥さんは「そうですね!やってみます、ありがとうございます!」と。



こちらの里親の奥様はネットで私の猫を欲しいと言ってきたご縁だった。
一度お見合いをしてから、改めて譲渡会に来てもらってで決めていただいたのだ。
初めて猫を迎えるにあたって最初から勉強熱心な人だった。
ちくわくんの様子も頻繁に報告してくれた。



なにしろ保護主としてはお届けしたばかりが特に心配になるものだ。

「ご飯を食べた」
「おトイレが成功した」
「水を飲んだ」
「どこそこで眠った」

ちょっとしてことでも逐一報告して欲しいのに、
多くの里親様は案外してくれない。

なので必ずこちらから具体的にお願いをするようにしている。

「オシッコできたら連絡くださいね!」と。



わが家にて



ところがお届けの翌々日、
今度はこんなメールが来て驚いた。

「ちょっと出かけて帰ってきたら急に甘えるようになりました。
信じられない感じです。」






えええっ!
まじですか?



信じられないのはこっちの方だ。

猫って・・・そんなにすぐに人を信用するものなの?
うちではお布団の中だけだったのに・・・・




そうか、ちくわくん、
そりゃー・・・私が土台を作っておきましたから。





・・・なーんて。


それはちくわくんの可能性と奥さんの優しさだろう。
奥さんが専業主婦でずっと一緒にいたことも良かったのかもしれない。


それともわが家に比べたら里親様のおうちは天国のようによかったとか・・・





昔なかなか懐かない子をなんとか慣らし、里親様のところにいったら、今度は嘘のようにベタベタになった子がいた。


ウリ坊みたいなうりちゃん




ウリちゃんを思い出した。


ウリちゃん改めタイガくんの里親様からは今でも時々メールと写メが届く。
今でもものすごく可愛がってもらっている。




奥さんは段々ちくわくんの扱いに慣れてきた。
甘えてくる時は甘えさせ、逃げると放っておく、、、ちくわくんは本棚の上でリラックスして寝ていることが多くなったという。




「棚の上は完全に避難場所になった様子で急いで転倒防止器具をつけました!」
(奥様より)




ちくわくんは今はツンデレだけど、そのうちきっとベタベタな猫さんになるだろうな。



わが家にて



2016/4/28





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